【海外発!Breaking News】飛行中の機内をコウモリが飛び回る 離陸後30分で出発地へ逆戻り(印)<動画あり>
TechinsightJapan / 2021年5月31日 6時0分
インドからアメリカに向けて離陸した飛行機内に突然、1匹のコウモリが現れて飛び回った。この影響で同機は出発地に引き返し、乗客は別の便に乗り換えることになったという。『India Today』などが伝えている。
インドの首都デリーにあるインディラ・ガンディー国際空港にて今月27日午前2時20分、エア・インディアの旅客機が米ニュージャージー州ニューアークに向かって離陸した。
しかし離陸してから約30分後、客室乗務員が機内を飛ぶコウモリを発見した。
当時の様子が動画で捉えられており、コウモリが狭い機内を元気よく飛び回っている様子が確認できる。頭上をコウモリが飛んでいるが乗客や他の客室乗務員が騒ぐ様子は見られず、パニックに陥ることはなかったようだ。
インドの民間航空局「Director General of Civil Aviation(以下、DGCA)」は、「エア・インディアのボーイング777-300ER型機のAI-105便から客室乗務員によりコウモリを発見したとの連絡を受け、出発地に引き返しました」と公表している。
パイロットが引き返すことを決断したそうで、午前3時55分にはインディラ・ガンディー国際空港に着陸し、乗客は別の旅客機に搭乗してニューアークに向けて出発したと報じられている。
またDGCAは「緊急着陸後、機内で駆除用の燻煙剤を焚き、コウモリがビジネスクラスのエリアで死んでいるのを発見しました」と明かした。
エア・インディア安全部門のスタッフはコウモリが機内に侵入した経緯について調査中だと述べたが、関係者からは「ケータリング用の車両からネズミやコウモリが侵入することが多いので、こうした車両を積んでいたのが原因ではないか」という意見も出ているようだ。
ちなみにコウモリがフライト中の機内に現れたのは、今回が初めてではない。2019年には米ノースカロライナ州シャーロットからニューアークに向けて離陸したスピリット航空の機内にコウモリが現れたことが話題になっていた。こちらのコウモリはトイレに閉じ込めることできたと言い、フライトは目的地まで続行されたという。
また今年3月には、スーダン共和国を出発した飛行機のコックピットに猫が現れて暴れ回ったため出発地に引き返していた。この猫は野良猫とされており、野生動物が機内に侵入してしまうケースは少なからずあるようだ。
画像は『Simple Flying 2021年5月30日付「Bat In Business Class Forces Air India Newark Flight To Return To Delhi」(Photo: Vincenzo Pace | Simple Flying)』『One Mile at a Time 2021年5月29日付「Bat Causes Newark-Bound Air India Flight To Divert」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
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