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【海外発!Breaking News】親と喧嘩して庭に穴を掘り始めた少年 6年かけて立派な地下部屋を作り上げる(スペイン)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年6月2日 5時0分

【海外発!Breaking News】親と喧嘩して庭に穴を掘り始めた少年 6年かけて立派な地下部屋を作り上げる(スペイン)<動画あり>

6年前、些細なことで母親と喧嘩をした当時10代の少年が、その怒りを鎮めるため庭に穴を掘り始めた。予想外に穴掘りにはまってしまった少年は、その後6年にわたり掘り続け、ついには地下に小さな部屋を作り上げた。自宅のコンセントから延長コードを伸ばし、部屋に電気を引いた快適な小部屋をSNSで公開すると、親子喧嘩から始まった結果に驚きの声が寄せられている。『Mirror』などが伝えた。

スペイン南東部アリカンテ在住のアンドレス・カントさん(Andres Canto、20)は6年前の14歳の時、ジャージを着て友達と遊びに行こうとすると母親に「ちゃんとした服を着なさい」と言われて口論になった。

14歳というと反抗期の真っ只中であり、例に漏れずアンドレスさんも母親に言われたことを拒否した。「着替えないなら遊びには行かせない」と母親に告げられたアンドレスさんは「別に遊びに行かなくても、家で楽しめるからいいよ」と不機嫌なまま部屋に閉じこもったという。

しかし部屋で過ごしているだけでは、どうにも怒りが鎮まらなかったアンドレスさんは、父親のつるはしを持ち出すと庭の地面に打ち付けて穴を掘りだした。

強い力で叩いて岩を壊していく作業は、思いのほかアンドレスさんの心を落ち着けることができたようで、その日を境に毎日庭の地面を掘り続けたという。

2015年3月から掘り始め、学校から帰ってきては毎日穴を掘った。しばらくすると友人のアンドリューさん(Andrieu)がパワードリルを持って合流し、一緒に掘削作業に励んだ。時には一日で約14時間を費やしていたとも明かしており、相当穴掘りにはまってしまったと見られる。

6年の月日が流れ、現在20歳となったアンドレスさんは自身のTwitterで掘り続けた穴の様子を公開しており、なんと穴は立派な部屋へと変貌を遂げていた。

深い場所へと続く階段で下へ降りると、イスが置かれた小さな空間に繋がっている。そこには延長コードに繋がれたスピーカーなどが置かれ、自宅から電気を引いているようだ。



さらにその奥にはもう1つの部屋があり、そこにはソファーやシングルベッドまでもが設置されている。他にも棚や暖房機能、コートラックまで用意されていると言い、狭いながらも充実した設備が備え付けられていた。天井や棚の上はアーチ状になっており、細部までこだわったことがうかがえる。



さらにこの部屋ではWi-Fiも使えると言い、友人を招いて中でお酒を楽しむこともあるそうだ。

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