【海外発!Breaking News】アフリカから迎えた養女に474回もの不要な手術や治療を受けさせた養母、虐待の容疑で起訴される(米)
TechinsightJapan / 2021年6月1日 22時50分
しかしこのハートマンの行動を不審に思ったシアトル小児病院の院長であるレベッカ・ウィスター氏(Rebecca Wiester)が病院内の調査のもと、今年2月19日に他の医師らと連名でワシントン州児童青少年局にハートマンについて調査依頼の文書を提出した。
文書には不必要な治療や手術によってカーメルちゃんが衰弱していることが綴られており、文末には「これは医療を利用した児童虐待である」と締めくくられていた。これによりカーメルちゃんはハートマンのもとから離れて16日間の検査を受けることとなった。
その結果、カーメルちゃんの疾患を裏付けるような所見や症状は一切なかったことが判明した。また医師は、何度もハートマンに対して「カーメルちゃんに下肢装具や車椅子は必要がない」と診断していたにもかかわらず彼女はそれらの使用を止めることはなかったそうだ。
そして今年3月、ハートマンはカーメルちゃんの保護者としての権利を外された。のちに当局の調べでハートマンは、知人に「カーメルはいつだって逝くことができる」と話していたことやインターネットで「葬歌」や「障害を抱えた家族がお金を得る方法」を検索していたことが明らかになった。
ハートマンは第2級児童虐待などの容疑で起訴されたものの、弁護士を通じて「医師らの申し立ては虚偽である」とし、カーメルちゃんに医学的に必要のない治療や手術をしたことを真っ向から否定している。
画像は『New York Post 2021年5月30日付「Mother accused of forcing adopted daughter into surgery, treatments」(YouTube)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【海外発!Breaking News】16年かけて成長したスイカ大の腫瘍を顔からぶら下げた男性 手術で「軽く楽になった」(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年4月27日 20時55分
-
治療選択肢が増えた短腸症候群に関する臨床疑問を解決する、診療科を横断した「短腸症候群/腸管不全」専門医チームが発足
PR TIMES / 2024年4月26日 18時40分
-
【海外発!Breaking News】マントのような9キロの腫瘍を持つ女性、手術成功で「普通の首になって本当に幸せ」(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年4月22日 20時55分
-
【海外発!Breaking News】「まるでモンスター」デンタルインプラント後に顔が腫れ、黒紫の痣で覆われた女性(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年4月21日 20時55分
-
2歳の息子は希少難病「クリーフストラ症候群」 情報少なく国内の患者数も不明…認知と理解求めて、当事者家族が“家族会”を立ち上げるまで
まいどなニュース / 2024年4月14日 17時10分
ランキング
-
1ロシア、ウクライナのエネルギー施設に大規模攻撃 被害深刻
ロイター / 2024年5月8日 18時32分
-
2NATOの中国大使館爆撃から25年、習主席「悲劇を繰り返してはならない」
AFPBB News / 2024年5月8日 15時14分
-
3中国がカナダの選挙に執拗に介入、情報機関が警告
ロイター / 2024年5月8日 12時59分
-
4英、ロシア武官を国外退去へ スパイ行為理由に
共同通信 / 2024年5月8日 23時29分
-
5ラファ検問所閉鎖で飢餓が深刻化か、支援物資の供給滞る恐れ…戦闘休止の交渉を優位に運ぶ狙いか
読売新聞 / 2024年5月8日 23時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください