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【海外発!Breaking News】生きた魚を指先に使ったネイルサロンに「動物虐待」と非難殺到(露)

TechinsightJapan / 2021年6月6日 5時2分

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昨年8月、ネイルにエビの頭をつけて物議を醸したネイルサロン「Nail Sunny」が、今度は生きた魚を使った過激なデザインを公表し非難が殺到している。『Metro』『Mirror』などが伝えた。

露モスクワに拠点を置くネイルサロン「Nail Sunny」が先月19日、Instagramに投稿した動画が物議を醸している。

斬新なネイルが評判の同サロンは現在、Instagramのフォロワーが215万超と人気だが、過去にも生きたアリをネイルに閉じ込めるなどしてバッシングを浴びていた。

今回の動画には「水族館(アクアリウム)」とのタイトルが付けられており、「魚は1匹たりとも傷つかなかった」と言葉が添えられている。

動画ではまず、ネイルの先に付ける小さな透明の筒(水槽)の準備を始め、整えた爪にシルバーグリッターを塗ると、いよいよミニチュアバージョンの水族館が爪の先に取り付けられる。

次にカメラが映し出したのは、シャーレに入れられた小さな5匹の魚で、そのうちの1匹が爪の先の水族館に流し込まれている。



魚はその後シャーレに戻されているが、この動画を見た人からは次のようなコメントがあがった。

「私はサロンの動画のファンだけど、これはやりすぎだと思う。」
「虐待だわ。これじゃ魚が死んでしまう。」
「生きた魚を使う必要があるの?」
「常軌を逸しているわ。」

また「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」のエリッサ・アレン氏は「生き物を“美のアクセサリー”として使用することは悲しく愚かです。繊細な魚たちを本来の生息地から引き離し、小さな人工的な入れ物に閉じ込めて人のネイルに付けるなんて、どんな弁解も通用しないのです」と怒りを露わにし、次のように続けた。

「ネイルの先に閉じ込められた魚は餌を食べることも呼吸もできず、数日、いや数時間で死んでしまうでしょう。これは動物虐待として地元当局に報告する必要があり、調査が行われている間はSNSへのアクセスをできないようにするべきです。」

しかしながら「Nail Sunny」は「撮影後、魚はペットショップに戻されました」と反論し、動画はエンターテインメントに過ぎないことを強調している。

なお2013年にモスクワでオープンした「Nail Sunny」は、そのユニークなデザインで新規顧客を次々と取り込み、現在は米ロサンゼルスなど14店舗を展開する。今回の動画は新店舗となるアラブ首長国連邦ドバイで撮影されたようだが、やり過ぎ感が否めない結果となってしまった。

画像は『МАНИКЮР 1200₽ ПЕДИКЮР 1700₽ 2021年5月19日付Instagram「The aquarium」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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