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【海外発!Breaking News】本物そっくりのロボットドルフィン 水族館のイルカの解放を求めて開発(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年6月10日 6時0分

こうした背景もあり、イルカと人間の双方にとって安全な触れ合いのために生まれたのがデレなのだ。デレとの触れ合いを楽しむだけではなく、間近でイルカの生態を学ぶこともできるという。



米サンフランシスコを拠点に置くテクノロジーシステム開発会社「エッジ・イノベーションズ(Edge Innovations)」がデレの開発を担当し、その費用は2080万ドル(約22億8000万円)になったそうだ。それでも「費用はかかるが、本物のイルカのように水温調整やエサの費用などは不要で、飼育しているイルカよりも長期間の使用が可能」と同社はメリットを明かす。

同社のCEO、ウォルティ・コンティさん(Walti Conti)はこのように語っている。

「このロボットイルカは、生き物を使用していることを嫌がって水族館から離れていった人々を再び呼び戻すことができるかもしれません。現在およそ3千頭のイルカが飼育下にあり、それによって数十億ドルもの収益が発生しています。」

「しかしそこには利益の追求だけではなく、イルカを好み、イルカについて知りたいという人間の欲求もあります。その気持ちを満たすために、生きているイルカを用いるのとは別の方法を提供していきたいのです。」

PETAは「ロボットイルカが普及するまでには時間がかかると思いますが、海でもカヤックやスタンドアップパドルサーフィン、シュノーケリング、スキューバダイビングなどでイルカと触れ合うことができますよ」と、屋外で自然のイルカと触れ合うことを推奨している。



画像は『PETA(People for the Ethical Treatment of Animals) 2021年6月7日付Facebook「Could this robot dolphin be the reason SeaWorld changes forever?!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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