【海外発!Breaking News】着陸直前に巨大クモが出現 操縦者はパニックも同乗者は爆笑で機内は大混乱(豪)<動画あり>
TechinsightJapan / 2021年6月20日 6時0分
今月15日、小型飛行機を操縦するパイロットの身に起きた悲劇を偶然にもカメラが捉え、ネット上で注目を集めている。着陸直前の集中しなければいけない場面で、操縦席の真上に大きなクモが現れたのだ。搭乗していた旅行者たちは大笑いしているが、操縦者はクモが落ちてこないかと冷や冷やしながらの着陸となってしまった。『9News』などが伝えている。
オーストラリアのノーザンテリトリー州北部にあるカカドゥ国立公園の小さな飛行場に向かって、1機のセスナ機が飛行していた。同機にはニューサウスウェールズ州からの旅行者であるショーン・ハンコックさん(Sean Hancock)と妻のコリーンさん(Colleen)が搭乗しており、着陸直前の機内で招かれざる客の姿を発見してしまった。
当時の様子を捉えた動画には滑走路が目の前に映っており、ショーンさんが豪快に笑う声が聞こえる。そしてカメラが操縦席の上を映すと、天井部分に大きなクモが這っていたのだ。
このクモは“ハンツマン(Huntsman)”と呼ばれるアシダカグモ科に属するクモで、オーストラリアでは国内全域で確認できる。長い脚が特徴で、このたび同機に出現したハンツマンも「15センチはあっただろうね。大きかったよ」とショーンさんは明かしている。
パイロットは着陸に集中したいところだが、真上にこんな巨大なクモがいるとなっては、いつ自分の頭上に落ちて来るのではと肝を冷やしたに違いない。
その後、ハンツマンは日除けのために設置されたサンバイザーの部分に隠れてしまったが、直後に着陸した衝撃でポロっと操縦席に落ちてしまった。ここで画面は大きく乱れ、予想通りの展開となってしまった機内はパニック状態となったようだが、相変わらずショーンさんの大きな笑い声は機内に響き渡っていた。
ショーンさんは着陸の様子を撮影しようとカメラを回していたそうで、その際にコリーンさんがハンツマンの姿を見つけたという。「ハンツマンを見て、無害な奴だと分かったから思わず笑ってしまったんだ」と話すショーンさんは自宅でヘビを飼っており、こうした生き物に対する恐怖心はあまりないそうだ。
「パイロットは脚の上に落ちたハンツマンを振り払おうとパニック状態でしたよ。彼は全然楽しそうじゃなかったね」とショーンさんは笑って当時の様子を振り返った。
実はこのハンツマン、1週間前に機内で目撃されていたが、整備士が確認した時には見当たらなかったため「外に逃げたのだろう」と思われていたという。
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