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【海外発!Breaking News】緊急帝王切開で誕生の女児の顔に傷、13針を縫う 医師の説明に家族激怒(米)

TechinsightJapan / 2021年6月21日 21時14分

【海外発!Breaking News】緊急帝王切開で誕生の女児の顔に傷、13針を縫う 医師の説明に家族激怒(米)

米コロラド州の病院で今月中旬、帝王切開で誕生した女児が手術時のメスにより顔に13針を縫う傷を負っていたことが明らかになった。傷は左頬に横一直線に入っており、家族は「納得のいく説明をして欲しい」と怒りがおさまらないようだ。『KRON4』『The Sun』などが伝えている。

米コロラド州デンバーに住むリジャーナ・ウィリアムズさん(Reazjhana Williams)は今月16日、 市内の総合病院「デンバー・ヘルス」でカヤーニちゃん(Kyanni)を出産した。

もともと自然分娩を予定していたリジャーナさんだが、医師に分娩を早めるために薬を飲むよう指示され、服用した数分後に緊急帝王切開になったという。しかしながら誕生したカヤーニちゃんの左頬には大きな切り傷があり、形成外科医によって13針も縫う処置が行われた。



リジャーナさんの夫ダマカスさん(Damarqus)は、当時の病院での様子を次のように語った。

「妻が薬を飲んで数分後、医師らは『赤ちゃんの心音が聞こえなくなった』とか『探せない』とか言って、緊急帝王切開になったのです。そうして誕生した娘の顔には大きな傷があり、13針も縫わなければなりませんでした。病院からは『赤ちゃんの顔が胎盤のすぐ近くにあった』と説明を受けましたが、とても納得がいくものではありません。娘にとっては苦痛でしかないのです。」



またリジャーナさんも、「何が起こったのか理解しようとしていますが、帝王切開にせよ、娘の顔の傷にせよ、不可解なことばかりです。これまで帝王切開で赤ちゃんの顔に傷がついたなんて聞いたことがないですよ」と憤りを隠せず、祖母のタシャイラさん(Tashaira)は「本来なら孫の誕生をみんなで喜んでいるところなのに…。医師は孫にしたことに責任を持つべきです」と涙を流した。



なお『FOX31 Problem Solvers』によると、帝王切開で赤ちゃんに傷がつくのは非常に珍しく「子供の健康や人間の発達、及び母体胎児医学ユニットネットワーク(Child Health and Human Development Maternal-Fetal Medicine Units Network)」のデータによると、1999年から2000年の間に13の異なる病院(大学センター)で帝王切開で誕生した赤ちゃん37110人のうち、皮膚の裂傷が起きたケースは272人と全体の0.7%だったという。



ちなみに2020年にも、ロシアの公立病院で医師が帝王切開時に赤ちゃんの顔にメスで傷をつけており、医師は「赤ちゃんの動きが激しかったから」と述べていた。

画像は『KRON4 2021年6月19日付「Emergency C-section causes cut to baby’s face」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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