【海外発!Breaking News】高速道路脇で破水した女性 「へその緒が首に」も夫の介助で無事出産(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2021年6月28日 5時0分
夫の運転で病院に向かっていた妊婦が、車の中で破水してしまった。すぐに赤ちゃんが頭を出すも、肩が引っかかってなかなか出てこない。顔は青ざめ、呼吸もしていない…。そんなトラブル続きの分娩を介助したのは、911(緊急コール)オペレーターの指示を受けて対応した夫だった。病院まで待てなかった、ちょっぴりせっかちな赤ちゃんの出産を『Inside Edition』『WZTV』などが伝えた。
米テネシー州ナッシュビル郊外のマウント・ジュリエットに住む妊婦ゲイラ・トンプソンさん(29)は5年前、第1子を自然分娩で出産した。しかし「2人目は無痛分娩で産みたい」と希望し、車で30分の距離にあるナッシュビルの病院に通院していた。
今月15日のこと、ゲイラさんは一日中弱い陣痛を感じていたが「長男を預けなくてはいけないし、病院に行って帰されてしまうのも嫌だし、すぐに産まれることはないだろう」と自宅で眠りについた。
そして翌朝、陣痛は予想していた以上に強くなり、ゲイラさんは貨物運送会社「UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)」でドライバーをしている夫ライアンさん(30)に連絡し、病院まで愛車のジープ・ラングラーで連れて行ってもらうことにした。
ゲイラさんは「陣痛が激しく、自宅を出てから夫に『緊急コールをするか、ハザードランプをつけて中央帯を突っ走って!』とお願いしたの。でも夫は『十分間に合う。時間の無駄だよ』と取り合ってはくれなかった。20分ほどしてナッシュビルに近い高速道路まで来ると、赤ちゃんの頭が出てくるのが分かったわ。だってその直前に破水したのよ」と当時を振り返る。
それまで陣痛のたびに叫び続けていたゲイラさんはあまりの痛みに声を出すことさえできなかったそうで、ライアンさんはそうなってから初めて事の深刻さに気付いたという。
ライアンさんは「慌てて道路脇に車を停めて、緊急コールをしたんだ。赤ちゃんの頭が出てくるのが見えてね」と笑うが、ここからが大変だった。
実はその後、赤ちゃんは頭を出したままの状態で2分ほど留まり、肩が引っかかって出てこなかった。
録音されていたライアンさんとオペレーターの会話では、ライアンさんが「赤ちゃんは呼吸もしていないし、動きもしないよ。皮膚は本当に、本当に、本当に青いんだ。へその緒が首に巻きついているんだと思う」と説明している。
オペレーターが「へその緒を指で優しく外してみて」と指示してしばらくすると突然、元気な赤ちゃんの泣き声が響き渡った。ゲイラさんが力んだ直後だったそうで、ライアンさんは「出てきた。出てきた。出てきた。出てきたよ」と早口で同じ言葉を4回も繰り返している。
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