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【海外発!Breaking News】髭を剃るのを止めた多嚢胞性卵巣症候群の35歳女性「今のままで十分美しい」(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年7月5日 21時0分

【海外発!Breaking News】髭を剃るのを止めた多嚢胞性卵巣症候群の35歳女性「今のままで十分美しい」(米)<動画あり>

「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」を患い多毛で悩む35歳の女性が、髭を剃ることを止めたことをきっかけにSNSを始めたところ、大きな反響があった。その多くは同じ病気を抱える人たちで、女性の前向きな姿にインスパイアされているという。『The Sun』『Metro』などが伝えている。

米フロリダ州オーランド在住のネリー=ジーン・ロビンソンさん(Nellie-Jean Robinson、35)は「多嚢胞性卵巣症候群」を患っており、髭や胸毛などが男性のように濃い。PCOSは卵巣内の男性ホルモンが多いことが原因と言われており、多毛以外にも月経異常やニキビ、不妊、肥満などの症状が現れる。

ネリーさんは「中学生の頃から自分が多毛であることに気づいていたけど、PCOSで多毛症であるとの診断を受けたのは20代半ば頃だったの。でもそんな自分を受け入れるのは容易ではなかった」と明かし、これまでの苦労についてこのように語った。

「ずっと多毛の自分が嫌で仕方なく、友達を作るのも難しかった。毛が濃いことを隠すため、昼間にビーチに行くよりも夜中にこっそり出かけることが好きだった。そんなだから男性とのロマンチックな関係を育むことなどできるはずもなく、男性に近づくことすら避けていたわね。」

「それに毎朝早く起きて顔を剃り、しっかりメイクをするの。顔を剃った時に皮膚を傷つけてしまうこともあるからメイクは濃くなるし、家に帰れなかった時のためにいつもカミソリをバッグに入れていたわ。だから結婚なんてできないだろうと思っていたの。」

そんなネリーさんが顔を剃ることを止め、「シュガーリング(シュガーワックス)」という脱毛に切り替えたのは今年に入ってからだった。

シュガーリングはソフトな脱毛とも言われ、レモンや砂糖などといったシンプルな材料でできたシュガーペーストを患部に塗り、毛穴に浸透させて毛根から脱毛する。比較的安価で肌にも優しいため人気で、全身の脱毛が可能だ。

しかしながら顔を剃ってしまってはシュガーリング脱毛ができないため、ネリーさんは4週間も髭を伸ばしたまま過ごさなければならなかった。



「最初は考えただけでも恐ろしかった」と語るネリーさん。ところがこれが意外にも快適だったそうで、このように続けた。

「2週間ほど経った時、思ったよりも抵抗感がないことに気付いたの。パンデミックということも良かったのでしょうけど、なにより顔を剃ることやメイクから解放されたことが大きかったと思う。そしてそれ以来、私は一度もカミソリを使っていないのよ。」

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