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【海外発!Breaking News】「この子が歩くことを教えてくれたの」難病の少女、愛犬との絆で歩け自転車に乗れるまでに(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年7月14日 21時50分

【海外発!Breaking News】「この子が歩くことを教えてくれたの」難病の少女、愛犬との絆で歩け自転車に乗れるまでに(米)<動画あり>

難病のために自分の足で歩くことのできなかった少女が、ペットの大型犬グレートデーンの“ジョージ(George)”の力を借りて歩くことができるようになった。出会った当初、少女の体重は18キロ、グレートデーンの体重は59キロと重さにして3倍もの体格差があったが、やがて1人と1頭は互いに決して離れることのない、かけがえのない家族となり、その絆が医師すらも驚く奇跡を起こした。『Inside Edition』などが伝えている。

米マサチューセッツ州に暮らす16歳のベラ・バートンさん(Bella Burton)は、2歳半の時にモルキオ症候群と呼ばれる非常に稀な難病を発病した。この難病は骨の正常な成長を妨げ、脊柱の後彎、X脚、扁平足、鳩胸、関節の異常など様々な障害をもたらすものである。残念ながら、現在でもこの病気の治療法は確立されていない。彼女は10歳の時に杖がなくては歩くことができなくなり、やがて車椅子での生活を強いられるようになった。担当医からは、二度と自分の足で歩くことができないだろうと告げられていた。

そんなベラさんの人生が一転したのは2015年1月、彼女が11歳の時のことである。マサチューセッツ州の介助犬プロジェクトでジョージと出会ったのだ。ベラさんは動物が大好きであったが、どの犬も彼女にあまり興味を示さず、懐くことがなかった。しかしジョージだけは違った。ジョージはベラさんに強い興味を持ち、好奇心と優しさを示し、ベラさんのそばから離れなかったという。お互いに運命を感じたベラさんとジョージは家族になった。

ジョージと出会った時、ベラさんの体重はわずか18キロ、一方で大型犬のジョージの体重は59キロもあった。そのため当初、ベラさんの母親は体格差を心配していた。そんな母親の心配をよそに、ベラさんとジョージは絆を深めていった。ベラさんは松葉杖の代わりにジョージに寄りかかって歩くことを始め、徐々に体力をつけていった。ジョージはベラさんとともに学校へ通い、教室移動を誘導し、ベラさんが勉強している間は大人しく眠っていた。そしてベラさんは、ジョージと過ごすようになって6か月後には自分の足で体を支えられるほど強くなった。ついには人の手をほとんど借りることなく階段を上り下りすることができるようになり、自転車に乗ることや泳ぐこともできるようになった。今では自動車を運転することもできるという。ベラさんの成長ぶりには、担当医も驚きを隠せなかったそうだ。

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