【海外発!Breaking News】ライムと太陽光の組み合わせは危険 屋外でカクテルが脚にかかった女性が火傷を負う(豪)
TechinsightJapan / 2021年7月10日 21時50分
友人とボートで海に出てお酒を楽しんでいた女性はその晩、脚に焼けるような痛みを覚えた。翌朝には脚が火傷を負ったように真っ赤にただれ、あまりの痛みで歩くのもやっとの状態だったという。これは柑橘系のシロップが入ったカクテルを脚にこぼしてしまい、そこに太陽光が当たったことで化学反応が起きた結果の火傷だと判明した。火傷が治るまでには3か月もかかったという。『Mirror』などが伝えている。
豪ニューサウスウェールズ州シドニー出身のミーガン・クランシーさん(Meegan Clancy、44)は昨年10月、友人と一緒にボートに乗り、春の日差しが降り注ぐシドニー港にてお酒を楽しんでいた。
その際、ウォッカにライムとソーダを入れたカクテルを飲んでいた人が誤ってこぼしてしまい、一部がミーガンさんの脚にかかってしまったという。その時は軽くふき取り、屋外にいたのですぐに乾くだろうと気にせずにいたそうだ。しかしその夜、就寝しようとベッドに横になったミーガンさんは自身の脚に異変を感じた。
「足の指がとても熱くなり、痛みを感じ始めたんです。電気をつけて確認してみると膝まで腫れ上がっていて、まさに火傷の状態でした。ふくらはぎが太ももと同じくらいの大きさに腫れていて、『嘘でしょ』と思わず声に出してしまいましたね。酷い日焼けかと考えたのですが、見た目はまるで酸をかけられたような火傷でした。」
何かが触れるだけで痛みを感じてしまうため、その晩は箱のような物に氷や柔らかい布を敷き詰め、その中に脚を入れて眠ったそうだ。
翌朝は仕事に行かなければならなかったが脚の痛みは引かず、靴を履いたり歩いたりすることも一苦労だったという。なんとか職場に辿りついて上司に状況を説明すると「今すぐ病院に行った方がいい」と言われ、すぐに救急外来へ向かった。
医師に脚の状態をみせたが、原因はすぐに分からなかった。医師らは感染症を疑っており、ミーガンさんは「牡蠣の貝を踏みましたか?」「犬に引っかかれたりしませんでしたか?」など様々な質問を受けたという。他の診療科も訪れ、合計6時間も検査をするはめになった。
そして最終的に、皮膚に特定の物質が触れることでアレルギー反応を起こす接触性皮膚炎と診断された。しかしその特定の物質が何なのかまでは明らかにならなかった。
ミーガンさんはシドニー港にいた日に友人と海で泳いだことから、海の中に混ざっていた何かが接触性皮膚炎を起こしたのではないかと考えたそうだが、原因がはっきりしないためもやもやとした気持ちを抱えていた。
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