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【海外発!Breaking News】自分で瞼にピアスをした15歳少女、感染症で死亡(ブラジル)

TechinsightJapan / 2021年7月11日 5時0分

【海外発!Breaking News】自分で瞼にピアスをした15歳少女、感染症で死亡(ブラジル)

インパクトのあるボディピアスだが、穴を開けた部位が炎症を起こしたり化膿したりとトラブルが尽きない。このほどブラジルで、自分で瞼にピアスを開けた15歳の少女が感染症に罹り死亡した。『Agora São Paulo』『The Sun』などが伝えている。

ブラジル南東部ミナスジェライス州エンジェニェイロ・カウダス(Engenheiro Caldas)在住のイザベラ・エデュラダ・ド・スーザさん(Izabela Eduarda de Sousa、15)が今月4日、瞼のピアスが原因で感染症に罹り死亡した。

イザベラさんは母親に「専門店で瞼にピアスをしたいのでお金が欲しい」とお願いしたものの反対され、先月23日に10代の友人の助けを借りて左瞼にピアスを開けた。

その3日後のこと、イザベラさんの顔は左瞼を中心に大きく腫れ上がり、27日にクリニックを訪れた。そこで薬を処方されて帰宅したものの、翌28日になると容体が悪化、心配した家族がより設備の整った病院に連れて行くとそのまま集中治療室に入院となった。

イザベラさんはピアスを開けたところから感染症に罹り、入院中は4度の心停止を起こして生命維持装置に繋がれた。しかしながら今月4日、15歳の生涯を閉じた。

『Agora São Paulo』によると、イザベラさんは薬局で買った特殊な針(ニードル)でピアスを開けたが、「傷口にしみるから」と消毒薬は使わなかったという。またピアスを自分で開けたことはなく、イザベラさんの治療にあたった医師は「もし助かったとしても、左目の視力を失っていただろう」と述べている。

15歳というあまりにも早い死に、イザベラさんの叔母は「瞼のピアスには私も反対した。あの子が親や家族に言われたことを守らなかったことが残念でならない。美しい子をこんな形で亡くして本当に悲しい」と涙ながらに語った。



なお瞼のピアスは瞼を貫通しているように見えるものの、本来は「サーフェイスピアッシング」と呼ばれる皮膚の表皮に施すものだという。専門家は「瞼のピアスは目に非常に近いうえ、高度な技術を必要とするため感染症などのリスクが伴う」と述べており、ライセンスを持った専門医のもとで施術を受けることを推奨している。

ちなみに今年2月には、鼻ピアスによってB型肝炎ウイルスに感染した38歳の女性のニュースが報じられた。女性は重症化し、昏睡状態から目覚めると新しい肝臓が移植されていたそうだ。

画像は『The Sun 2021年7月9日付「DEADLY PIERCING Schoolgirl, 15, dies from fatal infection after piercing her eyebrow at home caused her face to balloon」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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