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【海外発!Breaking News】誘拐された6歳女児、救出の瞬間「パパに会いたい」と泣き叫ぶ(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年7月13日 5時0分

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事件解決に尽力する警察官の胸には小型カメラが装着されており、時にそのカメラが驚きの瞬間が捉えていることもある。今回は誘拐犯の車から6歳女児を救出する緊迫の映像が収められていた。「パパに会いたい」と泣き叫ぶ女児を抱き上げる警察官には、称賛の声が寄せられている。『ABC12』などが伝えた。

米ケンタッキー州ルイビルで今月2日、自転車に乗って遊んでいた6歳女児にロビー・ウィルト(Robby Wildt、40)という男が目を付け、隙を見て誘拐した。

ロビーはのちに「道路の近くで遊んでいる女の子を見つけて、周囲を一周してから連れ去った」と供述したが、幸いにも数人の近隣住民が連れ去った瞬間を目撃しており、すぐに警察に通報が入った。目撃者の中には、犯人をしばらく追跡した人もいたという。

警察はすぐに複数の地域の警察署と協力し、警察犬や航空隊を出動して捜索を開始した。しかし事件は思わぬ展開を迎えることになった。

ロビーは女児を車に連れ込んで運転している間、女児はずっと泣き続けていたそうで「慰めようとしましたが、上手くいきませんでした。次第に自分が間違ったことをしていると気付きました」と話している。

そして「女の子を傷つけてしまうかもしれない」という思いに苛まれたロビーは女児を元の場所に返すため、連れ去った場所に車を走らせた。

その時、ロビーが戻って来た現場に駆けつけたジョー・キーリング(Joe Keeling)巡査部長は車から降りたロビーに拳銃を向けて手を挙げさせ、応援が到着するのを待って逮捕した。その後、ロビー発見の連絡を受けたジェイソン・バーバ巡査(Jason Burba)も現場に急行した。

ジェイソン巡査は現場に到着してパトカーから降りると、ロビーが乗っていた赤い車に向けて拳銃を構え、「助手席を開けろ!」と強い口調で指示した。周囲にいた警察官が「中にいるのはおそらく被害者だ」と伝えると、ジェイソン巡査は拳銃をホルスターに収めて車に近づいた。そして後部座席のドアを開けると、そこには誘拐された6歳女児が泣き叫ぶ姿があった。



それまで怒鳴っていたジェイソン巡査は「ハロー! 大丈夫だよ。こっちにおいで」と優しい口調で話しかけ、女児を抱き上げた。自身も4児の父親である彼は、子どもの扱いに慣れていたようだ。それでも女児は、保護された後も「パパに会いたい」と恐怖や混乱の中で泣き叫んでいた。

今回の事件について、警察当局はこのようにコメントした。

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