【海外発!Breaking News】世界遺産「ロンドン塔」に住む大学生 「何度も幽霊を見た」超常現象を受け入れ住む人々(英)<動画あり>
TechinsightJapan / 2021年7月29日 14時50分
「私の家は世界遺産に登録されています」―そう聞いても大抵の人は冗談だと思い、信じることはまずないだろう。ところがイギリス王室が所有する世界遺産「ロンドン塔」には、実際に住んでいる大学生がいる。かつて要塞や監獄としても使われていた施設での一風変わった暮らしを紹介している彼女の身に起きたこととは…? 『The Mirror』『Metro』などが伝えた。
英リンカンシャー州ボストン出身のメーガン・クラウソンさん(Megan Clawson、21)は、大学へ通うため2年前にロンドンへ引っ越した。最初の1年は友人と一緒に部屋を借りて住んでいたが、2年目からは家賃節約のため父親のクリスさん(Chris、52)と同居することにしたのだ。
クリスさんが住む場所は、世界遺産に登録されている「ロンドン塔」だ。彼は“ビーフィーター”と呼ばれる衛兵隊として長年そこで働いている。観光名所として知られている「ロンドン塔」には、そこで働くスタッフとその家族が40組ほど住んでいるという。
塔を囲む外壁全体が住居となっており、メーガンさんは13世紀に医療センターとして使われていた4階建ての建物の最上階部分で生活しているそうだ。
メーガンさんは住まいについて「窓には矢のスリットがあり、階段がたくさんあります。13世紀に建てられたにもかかわらず驚くほどモダンな外観ですが、壁一面には記念品が飾られていて歴史を感じます」と語る。
なかなか体験することができない生活を送っていることに感謝している彼女だが、問題もいくつかあるという。
「ここでの生活は、あまり自由ではありません。建物に出入りするところを人に見られるし、閉館している夜間はサインをして許可をもらわなければ外出できません。家族や友人に遊びに来てもらいたいと思っても、セキュリティ対策のためにサインをしたり建物内をエスコートしてもらわなければならなのです。」
「食べ物のデリバリーにも苦労しています。彼らはロンドン塔にデリバリーするとは思っていないので、向かいのスターバックスを配達場所に指定したほうがわかりやすいのです。」
またバルコニーに座っていると、アトラクションの一部のように写真を撮られるなどプライバシーを守ることが難しいこともあるという。
そして過去1000年の間に監獄としても使われていた歴史を持つロンドン塔では、不気味な出来事が度々起こるのだった。
メーガンさんは自身が経験した超常現象について、このように語っている。
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