【エンタがビタミン♪】空気階段もぐら、寝坊して出番とばし土下座も「何度も見た」の声 かたまり初のピンネタ10分間披露

2020年9月の『キングオブコント』で第3位になり、今や単独ライブのチケットは即完売、配信チケットの売上げは1万枚以上という人気上昇中のお笑いコンビ・空気階段（鈴木もぐら・水川かたまり）。以前から遅刻癖があるもぐらだが、18日に開催されたお笑いライブではもぐらが大遅刻し、かたまりが急遽1人で舞台に立ち10分間のピンネタを披露したという。

18日に静岡県の沼津ラクーンよしもと劇場にて、ニューヨーク、もう中学生、コロコロチキチキペッパーズ、ぼる塾らとお笑いライブに出演した空気階段。この日は3ステージが予定されていて最初のステージは午前11時開演だったが、5分前に水川かたまりが鈴木もぐらに電話したところ、もぐらはまだ都内の自宅にいたことが発覚したのだ。

19日深夜放送のTBSラジオ『空気階段の踊り場』でかたまりは「10時55分にもぐらに電話したところ『今起きた』と。高円寺の自宅で」ともぐらの寝坊が判明した経緯を振り返ったが、「13時5分の電車で沼津に到着するということで。もう完全に1公演目は間に合わない」ともぐらの出演は不可能になったという。

しかし空気階段が出演することは客に知らせているため「このまま出演無しというのは困ります」とスタッフに言われて、かたまり1人が舞台に立つことに。「私は初のピンネタを10分間、満員のお客さんの前でやりまして」と冷静に話すかたまりに、もぐらは「申し訳ございません！」と謝罪した。そして「本当にすごいなと思う。1人で10分でしょ？　ピンネタ。頭上がんないわ」と原因を作ったもぐらは感心したが、窮地に立たされたかたまりは、とりあえず静岡のサッカーチームのユニフォームを着て、バケツ、ピストル、ピコピコハンマーなどの倉庫にあった小道具を台車に載せて、舞台に出て行ったそうだ。かたまりがまず事情を説明して謝罪すると、悲鳴のような声があがったという。当時舞台袖にいたニューヨークの嶋佐和也のツイッターには、ピンネタの途中で「ムカつくー!!」と絶叫したかたまりの写真が投稿されている。



「いつかこんな日が来るだろうと思っていたけど、お前が来ずに僕が1人でつながなきゃいけないっていう」とかたまりは少しは覚悟していたようだが、空気階段のコントと言えばもぐらが演じるさまざまなキャラを軸に展開していくパターンだ。16日深夜放送の『ジンギス談！』（北海道放送）ではかたまりがもぐらの好きなキャラベスト3を発表、6月6日放送の『支配人やってみませんか？』（ABCテレビ）ではお笑いが大好きな日向坂46・佐々木久美が「今、まさにきている、キャラを駆使している芸人さん」と評していて、もぐらのキャラが注目されることが多い。そのもぐらがいない舞台で、急遽10分間ものピンネタを披露することになったかたまりの胸中はどのようなものだったのか。