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【海外発!Breaking News】膨らんだドリトスをオークションに出品 たった1枚で一時800万円超に!(豪)

TechinsightJapan / 2021年7月25日 15時2分

入札者は6人で、その中で入札合戦が行われたことで価格が急上昇したという。一般の人にはただのお菓子にすぎないが、一部のマニアにとっては垂涎ものの激レア商品だったようだ。



このチップス1枚を大切にタッパーに入れて保管しているというライリーさんは、「1万オーストラリアドル(約81万円)という入札価格を見た時点で、思わず叫んでしまいました」と語っている。

オーストラリアにおいてドリトスは1袋3.5オーストラリアドル(約284円)ほどで販売されており、チップス1枚に800万円以上の値が付くのは異常事態と言える。



あまりに大きな話題となったライリーさんの発見はドリトスを販売するオーストラリア企業の耳にも届き、ライリーさんに2万ドル(約163万円)の報奨金を与えたことを公表した。

同社で最高マーケティング責任者を務めるヴァンディタ・パーンデーさん(Vandita Pandey)は「ライリーさん一家にとってこの数日は目まぐるしいもので、私たちも楽しんで見守っていました。我々はライリーさんの大胆な起業家精神にとても感銘を受け、一家の創造性とドリトスへの愛が確実に報われてほしいと思ったのです」とコメントしている。

膨らんだチップスの所有権について同社と話し合いがあったのかは定かではないが、その後ライリーさんはイーベイの出品を取り下げており、ユニークなチップスが誰の手に渡ったのかは明らかになっていない。

今回の出来事についてライリーさんは「パパは『自分が買ったものだから、自分のチップスだ』って言っているけど、私が食べて見つけたものだから、私のチップスだと信じています」とジョークを飛ばした。

また母親のミシェルさん(Michelle)は「本当に馬鹿げたことだと思いますね。でも娘が注目されるのは素晴らしいですし、家族みんなで楽しんでいますよ」と話す。ライリーさんのお金の使い道については「娘は私たちを老人ホームに入れて、自分は豪邸に住むつもりだそうですよ」と笑って明かした。

ちなみに膨らんだドリトスは、1990年代後半にアメリカで商品化されている。2000年代初頭に製造終了になっていたが、最近になって新しいバージョンとしてアメリカやカナダで販売されているようだ。とはいえ今回ライリーさんは通常のフラットなチップスの中から発見したので、珍しいものであることは間違いないだろう。

画像は『9Now 2021年7月23日付「Teen’s rare puffy Dorito has now racked up a bid of $100K」(Today)』『news.com.au 2021年7月22日付「Gold Coast teen creates viral sensation after puffy corn chip attracts $20k bid on eBay」(Source:Supplied)』『Doritos 2021年2月24日付Instagram「Doritos 3D. Are. Art. ...and a delicious snack.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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