【海外発!Breaking News】行方不明だった愛猫の訃報が届き火葬するも、9か月後に発見の知らせ 「他人の猫を火葬してしまった」(カナダ)
TechinsightJapan / 2021年7月31日 6時0分
そしてフカフカのベッドやカーテン付きの小さな窓も取り付けられた発泡スチロール製のキャットハウスが届くと、フィリスさんは早速中に食べ物や飲み物を置き、24時間監視カメラを設置して待機した。
すると寒さが厳しくなってきた1月頃、そのキャットハウスに猫が初めて姿を現したという。それがツェッピーだった。その後カメラは動かなくなってしまったそうだが、ツェッピーは毎晩のように訪れた。
「最初は私のことを怖がっていましたが、徐々に姿を見せてくれるようになりました。そのうち私が撫でると、すり寄ってくれるようにもなりましたね。時々は外でケンカをしてきたようで足を引きずり、血を流して帰ってくることもありました。」
時が流れて今年5月、優しくツェッピーを見守っていたフィリスさんから「夏の間は別の場所で生活をするので、この猫の面倒を見ることができない」とレジャイナ・キャット・レスキューが連絡を受け、保護したという。その際にマイクロチップをスキャンしたところ、デジレーさんの情報が出てきたので連絡をしたのだった。
デジレーさんは「あまり聞こえは良くないかもしれませんが、私は一度ツェッピーの死を嘆き、喪に服したのです。ツェッピーは街での生活で少し鍛えられたようで、今までとは雰囲気が違うようでした」とツェッピーに違和感があることを話しており、現在はツェッピーを自分の家ではなく母親の住む家で面倒をみてもらっているそうだ。
「私は他人の猫を火葬してしまったのです。この猫の飼い主は自分の猫に何があったのか知らずに今も過ごしていて、本当の意味での終わりを迎えることはできないのです。火葬してしまった猫とは良い別れができたと思っていますが、申し訳ないとも思っています。しかし新しい家を見つけたとか、どんな話でも想像することはできると思います。」
そのように今でも罪悪感があると話すデジレーさんは、レジャイナ・ヒュメイン・ソサイエティに連絡してマイクロチップを確認するなどもっとチェックをすべきだったと感じており、同じ悲劇が繰り返されないように今回の件を報告したという。
画像は『980 CJME 2021年7月20日付「Back from the dead: Cat comes back 9 months after woman cremates it」(Desiree Hobbins)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
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