【海外発!Breaking News】50万人に1人の確率 自分の双子のきょうだいを腹部に抱えて誕生した赤ちゃん(イスラエル)
TechinsightJapan / 2021年8月2日 5時0分
このほどイスラエルで誕生した新生児が世間を驚かせた。新生児は母親の胎内にいた頃から腹部が大きく膨れ、それは双子となって生まれてくるはずだった自分のきょうだいだったという。『New York Post』『The Times of Israel』などが伝えている。
イスラエルのアシュドッドにあるアシュタ・メディカル・センターで、7月初旬に誕生した女の子が医療関係者を驚かせることとなった。新生児は腹部が大きく膨れていたが、それは双子として生まれてくるはずだったきょうだいだったことが検査によって判明した。
『The Times of Israel』によると、このような症例は「寄生性双生児」と呼ばれ50万人に1人の確率で起こるそうだ。今回の症例については同メディカルセンターが7月27日に発表したことで明らかとなった。このたび誕生した新生児は、母親の胎内にいた時から腹部が異常に大きくなっていることが妊娠後期の超音波検査で分かっていたという。
同メディカルセンターの新生児科の部長であるオメル・グローバス氏(Omer Globus)によると、新生児は専門の医療チームの手術によって腹部から2つの嚢胞が取り除かれたとのことだ。また今回のようなことが発生する原因には様々な要因があるとしたうえで、次のように語っている。
「検査の結果、それが胎芽(妊娠初期の胎児)であることに非常に驚きました。実際には複数あったと考えられますが、まだ確認している最中です。この胎芽は完全に形成されたものではなく一部分しか成長していませんでした。しかし骨や心臓が若干形成されつつあったことが確認できています。」
「双子を妊娠した場合、胎児の成長過程において一方の胎芽がもう一方の胎芽の空洞の中に入り込んでしまうことがあるのです。そして中の胎芽は生きて成長することはできず、一部分だけ発育してそこに留まってしまうのです。」
その後、無事に手術を終えた新生児は母親と帰宅し、安定した状態にあるという。
画像は『New York Post 2021年7月29日付「Baby born with twin inside stomach in rare occurrence」(Assuta Medical Center)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
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