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【海外発!Breaking News】男子医学生、解剖の授業で実習用の遺体が旧友と気付き号泣(ナイジェリア)

TechinsightJapan / 2021年8月6日 5時0分

その後、エンヤさんはディヴァインさんの家族に連絡したが、夜間に友人と出かけたディヴァインさんは自宅に戻る途中で警察に連行されてしまったそうだ。家族はディヴァインさんを探すために近隣の警察署を訪ね回っていたが、幸いにもエンヤさんから連絡をもらったことでディヴァインさんの遺体を自宅に引き取り、埋葬することができたという。

ナイジェリアでは警察官の暴行による被害が後を絶たず、暴行を受けて死亡するとそのまま遺体安置所の施設がある大学の医学部へ解剖用として警察が直接持ち込むこともあるそうだ。その際に警察は故人の身分証明書を大学側に提示したり、家族に連絡を入れることは無いとのことだ。そのためナイジェリアでは昨年、警察の行為を非難するための大規模なデモが行われている。

なお後日、家族の訴えによりディヴァインさんを死に追いやった数人の警察官が解雇された。

一方でエンヤさんは友人の変わり果てた姿を目にしたことで大きなトラウマを抱え、解剖実習室に入ろうとするたびにディヴァインさんがドアのそばに立っているような気がしてならなかったそうだ。そのため何週間も実習を受けることができず1年留年してしまったというが、大学を無事に卒業したエンヤさんは現在、デルタ州の病院の研究室で働いているとのことだ。

画像は『The Daily Star 2021年8月2日付「Medical student flees class in tears after realising dissection body is his friend」(Image: Enya Egbe)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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