【海外発！Breaking News】「まるで背伸びした人間！」ドアベルを鳴らす賢すぎる犬（ブラジル）＜動画あり＞

ブラジル中西部の住宅街で最近、人間のようにドアベルを鳴らす犬の姿が捉えられ話題となっている。犬はアメリカン・フォックスハウンドで6歳だという。『The Dodo』『La República』などが伝えた。

ブラジル中西部マットグロッソ州アウト・タクアリに住むジリオ・ベルニーニさん（Giglio Bernini）は、オスのアメリカン・フォックスハウンド“フェイスカ（Faísca、6）” を飼っている。

先月末のこと、たまたまジリオさんの家の前を通りかかった人が入り口付近でうろつくフェイスカの動画を撮影してFacebookに投稿したところ、大きな反響があった。

捉えられたのは大きな体のフェイスカがジリオさん宅のドアベルを鳴らす姿で、後ろ足で立ちあがると右前足をドアベルまで上手く伸ばしている。通行人が気になるのか、何度かカメラのほうに顔を向けており、その姿はまるで背伸びをしている人間のようでもある。

そしてしばらくすると、中から人がやってきたのだろう。フェイスカはドアベルから足を離して体を下ろし、開いたドアから家の中に入っていった。

なおメディアの取材を受けたジリオさんは、愛犬についてこんなエピソードを明かした。

「この動画が拡散する少し前のことになるけど、ほぼ毎日のように誰かがうちのドアベルを鳴らしてね。でも入り口には誰もいなくて、ゴーストの仕業とか、子供のいたずらとか、泥棒が家を狙っているのでは？　とか色々考えた末、入り口に監視カメラを設置したんだよ。」

「その映像を見て犯人がフェイスカだと分かったんだけど、まさか飼い犬がドアベルを鳴らすなんて思いもしないから、笑いが止まらなかったよ。」

「フェイスカは裏庭でまったりして、誰かが門を開けると通りに出ていってね。そして気が向いた時に戻ってくると、ドアベルを鳴らすんだ。訓練したことなんてないのに、本当に賢いんだ。おかしいだろう。」



ジリオさんによると、フェイスカは子犬の頃に盗まれて行方不明になったことがあり、「自力で逃げてきたんだろうね。いなくなって6か月後に街で発見されたんだ。それからというものフェイスカは、家族以外の人にはずいぶん警戒するようになった。でもとても優しい犬なんだよ」と明かし、SNSで愛犬の人気が急上昇中であることに驚いた様子だった。

ちなみに今年6月にはアメリカで、深夜3時に玄関ベルを鳴らして帰宅した犬が捉えられ話題となった。花火の音に驚いて逃げだしたという。



画像は『G1　2021年7月31日付「VÍDEO: Cão toca campainha para entrar em casa e surpreende donos em MT: ‘Pensava que era um fantasma’」（Foto: Reprodução）（Foto: Giglio Bernini/Arquivo pessoal）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）