【海外発!Breaking News】失くしたぬいぐるみから届いた旅の報告 落ち込む男の子のために動いた優しい世界(英)
TechinsightJapan / 2021年8月12日 21時0分
生まれた時からずっと一緒に過ごしてきたウサギのぬいぐるみ。旅行にも一緒に連れて行くほど大好きなこのぬいぐるみを失くしてしまった6歳の男の子は、大きなショックを受けていた。SNSを利用して情報提供を求めたが見つからず諦めかけていた時、ぬいぐるみから「ぼくは旅行中だよ」と美しい景色のポストカードが男の子のもとに届いた。世界中の人からの粋な対応に男の子は元気を取り戻し、今では旅の報告を心待ちにしているという。『Metro』などが伝えた。
英ウスターシャー州レディッチに暮らすイーサン・マッカン君(Ethan Mccann、6)は家族旅行でデボン州ブリックハムを訪れ、お気に入りのウサギのぬいぐるみと一緒にバスに乗って海水浴場「グッドリントン・サンズ」に向かっていた。
このウサギのぬいぐるみは、1998年のワールドカップでデヴィッド・ベッカムが着ていたユニフォームを身に着けたピーターラビットで、イーサン君が生まれた時に祖母がプレゼントしたものだ。家族はこのぬいぐるみを「ピーター」と呼んでいたという。
バスが目的地に到着し、下車してビーチへ向かって歩いていた際、母親のサム・エインズワースさん(Sam Ainsworth、36)が「ちゃんとピーターはいる?」と確認した。そこで大切なピーターがいないことに気がつき、イーサン君は「バスに置いてきちゃった」とショックな様子で答えた。
下車してからほんの数メートルしか進んでいなかったが、無情にもバスは去ってしまった。その日の夜、Facebookにて「バスの中にあったウサギのぬいぐるみを運転手に渡した」という投稿を見つけたサムさんは安堵しすぐに遺失物センターに向かったが、なぜかピーターは見つからなかった。
相棒を失い、ひどく悲しみに暮れるイーサン君の姿を見て心を痛めた祖母のロザリン・エインズワースさん(Rosalyn Ainsworth、67)は、Facebookに投稿してピーターに関する情報を集めたという。
6年間一緒だったピーターを失ったイーサン君について、サムさんは「イーサンとピーターには感情的な強い繋がりがあり、イーサンは家族を失ったのと同じくらいの悲しみを受けていました。ピーターは家族行事には必ず一緒で、どの写真を見ても写っていますよ」と明かしている。
必死に捜索したが手掛かりは見つからず、諦めざるを得ないと悟った時、1人の女性から「ピーターから届いたようにポストカードを送るのはどうでしょうか?」とピーターが冒険に出ているように見せるという提案が書き込まれた。このコメントを見た他のユーザーからも、「私も送っていいかな?」と協力の声が多数寄せられた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
『トップガン』俳優のブレイクは「ようやく世界が追いついた!」 リンクレイター監督が喜び
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年9月12日 18時8分
-
イーロン・マスク氏、「Xアルゴリズム」明かす 「最も強力な指標のひとつは...」
J-CASTニュース / 2024年9月3日 19時17分
-
【海外発!Breaking News】子どもたちの目の前で犬を射殺 警察官の対応が物議を醸す(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年9月1日 16時55分
-
PETER RABBIT(TM)SHOP&BAKES 京都・二寧坂店が1周年を迎えます!
PR TIMES / 2024年8月30日 14時15分
-
めっちゃ面白い機内安全ビデオ12選。いくつ知ってる?
ASCII.jp / 2024年8月21日 7時30分
ランキング
-
1不法移民巡る「犬や猫を食べている」発言、トランプ氏は撤回せず…SNSでは真偽不明の投稿相次ぐ
読売新聞 / 2024年9月15日 20時35分
-
2イランが人工衛星打ち上げに成功、軍事目的か…外相「西洋は制裁失敗を理解していない」
読売新聞 / 2024年9月15日 17時22分
-
3フジモリ氏の遺体埋葬=波乱の生涯に思いはせる―「あなたと共に」連呼も―ペルー
時事通信 / 2024年9月15日 14時7分
-
4フィリピン巡視船、係争地から引き揚げ=中国側も発表―南シナ海
時事通信 / 2024年9月15日 19時7分
-
5ロシア空軍が誇るSu-30M戦闘機、黒海上空でウクライナ軍MANPADSの餌食になる瞬間の映像を公開
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月13日 19時29分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください