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【海外発!Breaking News】ワニに脚を噛まれた高齢女性、目を刺して命拾い 一帯は「3か月で4人が死亡」(印)

TechinsightJapan / 2021年8月15日 21時50分

【海外発!Breaking News】ワニに脚を噛まれた高齢女性、目を刺して命拾い 一帯は「3か月で4人が死亡」(印)

インド東部に位置する国立公園の川で今月初旬、65歳(一部報道では70歳とも)の女性がワニに襲われた。ワニに噛まれた直後、女性はある物で反撃し九死に一生を得たという。『The New Indian Express』『The Mirror』などが伝えている。

印東部オリッサ州にあるビターカニカ国立公園の川岸で今月7日、アハリヤー・パリダさん(Ahalya Parida)が240センチ超の巨大ワニに襲われた。

アハリヤーさんはガートと呼ばれる川に通じる階段で食器や調理器具などを洗っており、「突然ワニが水中から現れて、私の脚に噛みついたんだ。とにかくショックで、大声で叫んだよ」と当時を振り返る。

しかし叫んでも助けがすぐ来ないことを誰よりもよく分かっていたアハリヤーさん。ワニの歯が脚に食い込むのを感じながら、咄嗟にあるものを掴んだという。

それはその場で洗っていた鋭利な調理器具の1つで、無我夢中で振り上げるとワニの目に突き刺した。

アハリヤーさんは「ワニはひるんで顎を緩めてね。その隙になんとか逃げ出したのよ」と述べており、まさに危機一髪だったことを明かした。

その後、アハリヤーさんは同州クルダー県ブバネーシュワルの私立病院に搬送されたものの重傷で、感染症などの危険もあることから注意深い観察が必要になるという。

なお助かったアハリヤーさんには「ワニに反撃するとはなんて勇敢なんだ」という声がある一方で、これだけ被害が出ていながら川に近づいた行動を「愚かだ」と非難するコメントもあがっている。

それというのも同国立公園周辺では、過去3か月間で4人がワニに襲われて死亡、牛や羊、ヤギの被害も報告されており、人々はワニにただならぬ恐怖を感じている。被害者の増加を受け森林局では、ワニの繁殖期に合わせて30か所の川のガート付近にバリケードを作り「川に入らないで!」と呼びかけているが、実はアハリヤーさんが襲われる前日にも、近くを流れるブラフマニ川で家畜を放牧していた男性がワニに襲われ行方不明になっていた。目撃者は「ひざ丈ほどの水深の川の中で身体を洗っていた男性は、ワニに噛みつかれるとそのまま水中に引きずり込まれた」と話しており、警告をきちんと受け止めなかったことで取り返しのつかないことになったようだ。

ちなみに今年6月にはメキシコで、ワニに襲われた女性を双子の姉妹が顔面パンチで救出していた。双子はボートツアーに参加しており、ツアーガイドは「ワニはいないので安全だ」と強調していたという。

画像は『The New Indian Express 2021年8月10日付「At 65, Odisha woman fought off a crocodile and lived to tell her tale」(Express)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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