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【海外発!Breaking News】空のビール缶8000本、1年の家賃滞納 180万円超の損害を出した賃貸の悪夢(英)

TechinsightJapan / 2021年8月18日 22時50分

【海外発!Breaking News】空のビール缶8000本、1年の家賃滞納 180万円超の損害を出した賃貸の悪夢(英)

家を貸し出す側にとって良い借主の確保は非常に重要だが、どこにでも“とんでもない住人”というのはいるものだ。イギリスの悪夢のような借主のニュースを『Metro』『The Daily Star』などが伝えた。

英ハンプシャー州アンドーヴァーに住む掃除のプロ、フレディ・ギリアム=ウェブさん(Freddie Gillium-Webb、29)は最近、地元のアパートのオーナーから男性が退去したばかりという部屋の清掃を依頼された。

元住人の男性は家賃滞納が続き、オーナーが強制退去させようと手続きを進めていた最中に自主的に退去、オーナーに「少しばかり汚くしてしまったよ」とテキストメッセージを送っていた。

しかしながら家賃滞納は1年分にもなり、退去後に部屋をチェックしたオーナーは惨憺たる状況に悲鳴をあげた。男性はオーナーが室内の点検をしようとすると何らかの理由を付けて断っていたそうで、2ベッドルームの部屋はもはや人が住めるような状態ではなくなっていたのだ。

こうして清掃を依頼されたフレディさんは「僕は長いこと排水溝の掃除をしてきたからね。ちょっとやそっとのことでは動じないんだけど、あの部屋に足を踏み入れた途端、強烈な臭いが鼻を突いてね。元の状態にするには30時間を要し、その間に3度も嘔吐したよ」と語ると、悪夢のような部屋の様子をこのように説明した。

「元住人はゴミ箱を使わなかったんだろうね。キッチンは腐った食べ物で溢れていたし、居間の絨毯はケバブの食べかけやカビの生えたパンがこびりついていたよ。それに部屋の床は空のビール缶で覆われていた。8000本はあったね。」

「トイレは最悪だったよ。詰まったままで長い間流された形跡はなく、使用済みの汚物が付いたトイレットペーパーが1メートルを超える高さまで積み上がっていた。」

「1日目なんて『これで本当に掃除したの?』というほど代わり映えしなくて、終わりが見えなかった。相当長い間、汚い状態だったと思うよ。だって3日間で漂白剤10本とゴミ袋100枚を使い切ったのだから。」



なおフレディさんが現場で撮影した動画を見ると、アパートは家具付きの賃貸だったようだが、床や家具もカピカピで黒ずんでおり、煙草の吸殻が至るところに落ちていた。イギリスでは賃貸住宅に入居する際、家賃1か月ほどのデポジットを支払うことが多いが、オーナーの損害は家賃滞納分も含めると約181万円(12000ポンド)になるという。

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