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【エンタがビタミン♪】山里亮太、雨上がり決死隊“解散報告会”に自身の経験を重ねる「覚悟決めた人間の言葉ってめちゃくちゃ伝わる」

TechinsightJapan / 2021年8月20日 19時1分

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お笑いコンビ・雨上がり決死隊が解散を直接発表した『アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』。32年間コンビとして活動してきた2人の最後の仕事だった同放送は大きな反響を呼び、インターネットテレビ局のABEMAでは500万回に迫るリアルタイム総視聴数を記録した。番組では最後までコンビ再結成に希望を持とうとしていた宮迫博之と解散に固い決意を見せた蛍原徹の対照的な姿勢が見られたが、この姿に南海キャンディーズの山里亮太はかつての自身の経験を思い出してしまったという。

現在の相方・しずちゃんと良好な関係を築いているものの、一時期は相当険悪な仲だったことを明かしている山里亮太。それ以外にもコンビ解散を2回経験しており、いずれも相方から打診されたものだった。

18日深夜に放送された『JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)で“解散報告会”に触れた山里は、自身の解散経験に言及した。NSC在学中に組んでいたコンビ「侍パンチ」は「僕の酷い暴君ぶりに元相方は断念した」ことで辞めていったという。その後、およそ1年間活動した「足軽エンペラー」でも相方から解散を告げられたそうで「組んで1年ちょいくらいでの解散でも結構きたのよ、うーって」「何が起こるか分からないからとりあえず頑張ろうみたいな説得しても、全然向こうは変わらない」とかつての苦い経験を振り返っていた。

もちろん雨上がり決死隊の解散に関しては、他のコンビと比較できるものではない。山里自身も「レベルなんか雲泥の差」と前置きしつつ、「でも、解散を決意した人間の顔ってあるのよ」「何を言っても戻る気がないっていう顔」と述べた。

山里が解散を打診された際は自身の悪い部分を認めて何度も頭を下げたそうだが、相方から「山ちゃんは俺って足かせから離れた方がいい」と言われる始末で、何度ポジティブなことを言っても悲しそうな顔だったという。この頑なな態度に、山里は「解散ってことは本人も言うまでにめちゃくちゃシミュレーションして、脳内で決着つけてんのよ」「“もうこの人とは無理だ”って答えを持っていた」と相方の思いを推測した。「足軽エンペラーなんて足元にも及ばないけど、見てて思った」と、終始態度を崩さなかった蛍原徹の決意の固さにかつての相方を思い出していた。

また「覚悟決めた人間の言葉って、凄い言葉に心が乗ってるから、めちゃくちゃカッコいいっていうか、伝わるんだよね」と、蛍原が放つ言葉の説得力に心を掴まれたと語っている。言葉を選びながらも一連の闇営業問題から周囲を差し置いてYouTuberデビューした宮迫博之に対する不信感を隠さず、泣きながら「解散までしなければならないのか」と訴えたFUJIWARA・藤本敏史に対して「1年半毎日泣いて決定したこと」と語った蛍原からは、これまで抱えてきた苦悩やそこから生まれた強い意志が感じられた。そもそも宮迫が出演を最も願っていた『アメトーーク!』で解散を発表したことも、これ以上2人での活動にわだかまりを残したくなかった蛍原の思いがあるのかもしれない。宮迫が彼の気持ちをどの程度汲み取ったのかはわからないが、「言葉に心を乗せて喋るって凄いこと」と語った山里同様に、心を動かされた視聴者は少なくないだろう。

(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)

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