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【海外発!Breaking News】行方不明の1歳女児、オオカミやクマが生息する森の中で3日間生き延びる(露)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年8月25日 6時0分

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「72時間の壁」という言葉を聞いたことがあるだろうか。それは人命救助において生死を分けるタイムリミットと一般的に言われている。このほど家族とはぐれて行方不明になった1歳10か月の女児が、奇跡的に発見されたというニュースがロシアから届いた。野生のオオカミやクマが生息する森の中、たったひとりで3日間生き延びたという。『The Moscow Times』『Вести.Ru』などが伝えている。

ロシア連邦スモレンスク州(Smolensk)の自宅の庭で遊んでいたリューダ・クジナちゃん(Lyuda Kuzina、1歳10か月)は8月17日、母親や姉と共に近所の友人の家に向かう途中で迷子になり、行方が分からなくなった。

地元住民はリューダちゃんが森に迷い込んだと思っていたが、村人たちからの「失踪時に見知らぬ車を見た」という証言から事件と事故の両方の調査が開始された。

捜索には警察、軍、緊急省庁、捜索救助チーム「リザ・アラート(Liza Alert)」と「サルバー(Salvar)」、地元ボランティア、さらに自宅から半径3キロ以内でドローンやヘリコプターを使い、近くの湖やウグラ川ではダイバーなど総勢500人以上が参加したという。

そして捜索開始から3日が経った8月20日、リューダちゃんは自宅から2.5マイル(約4キロ)離れた森の中で無事に救助された。

捜索救助チーム「サルバー」の広報担当者は、発見時の状況についてこう明かした。

「あるグループが休憩のために立ち寄った場所で、かすかに泣き声が聞こえたそうです。そしてリューダちゃんの名前を呼ぶと、それに反応したというのです。救助隊の姿を見つけたリューダちゃんは両手を広げてしがみついたそうです。」

「リューダちゃんは野生のクマやオオカミなどが生息するエリアにいました。このところ夜間の気温が20度前後と異常に高かったために生き延びることができたのでしょう。『リューダちゃんが生きていた!』と聞いた瞬間、捜索に関わったメンバーや地元住民もみんな泣いていました。」

発見当時リューダちゃんは上半身に何も着ておらず、複数の虫刺されと軽度の脱水症状が見られたが意識もはっきりしており、待機していた救急車の中で母親に抱かれて自分で水を飲むことができるほど元気だった。

スモレンスク州保健局オルガ・ストゥンジャス氏(Olga Stunzhas)によると、リューダちゃんは小児専門病院に搬送されたが命に別状はなく、現在は集中治療室から一般病棟に移って治療を受けているそうだ。

またロシア捜査委員会スモレンスク州捜査本部のナターリヤ・ホロドコワ氏(Natalya Kholodkova)は、今回の件を刑事事件と把握し、引き続き捜査を続けると述べた。



画像は『ГТРК “Смоленск” 2021年8月20日付「“Состояние средней тяжести”. Найденную в тёмкинском лесу годовалую девочку отправили в детскую реанимацию」』『The Moscow Times 2021年8月23日付「Russian Toddler Survives 3 Nights Missing in the Woods」(sledcom.ru)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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