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【海外発!Breaking News】イルカの群れの中心で行方不明の男性を発見 12時間海を彷徨い奇跡の救出(アイルランド)

TechinsightJapan / 2021年8月27日 6時0分

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今月22日午前8時頃、海水浴客の衣服が浜辺に脱ぎ捨てられているのを通行人が発見し大規模な捜索が始まった。日が沈み始めても男性は見つからず、海水温が低下していたため生存は絶望的と思われたが、沖合でイルカの群れに囲まれた男性が発見された。無事に救助された男性は「イルカは私のことを助けようとしてくれていたのかも」とコメントしている。『Independent.ie』などが伝えた。

アイルランド南西部ケリー州キャッスルグレゴリー・ビーチにて、通行人が浜辺に脱ぎ捨てられていた衣服を発見し、通報を受けた同地域の救急サービス「Fenit Lifeboat Station」と「Rescue 115」が衣服の持ち主の捜索を開始した。

ボランティアの救命ボートが出動するなど大規模な捜索が行われた。海は穏やかで干潮だったこともあり捜索しやすい状況だったが、なかなか男性の姿は見つからなかったため一度捜索は中止された。

その後、警察の要請により午後6時から2隻の救命ボートが捜索を再開した。そして午後8時15分頃、同ビーチから2.5マイル(約4キロ)の沖合でイルカの群れに囲まれて海面に人が浮かんでいるのを救助隊が発見した。

この男性には意識があり、すぐに救命ボートの上に引き上げられた。男性はウェットスーツも着用せずトランクス1枚で12時間以上も海の中にいたそうで、体温は危険なレベルにまで低下していた。毛布に包まれながらすぐに病院へ運ばれ、一命を取り留めた。

のちに救助された男性は、同地域で俳優として活躍するローリー・マクソリーさん(Ruairí McSorley、24)と判明した。ローリーさんは同ビーチから約9キロ離れたマックラモア・ロックという場所に向かって1人で遠泳に挑戦していたという。

ローリーさんは2015年、当時10代だった時に大寒波が襲った中を制服姿で歩いて通学するインタビュー映像で「すぐ凍傷になっちゃうだろうね」とユーモア溢れる回答をしたことで、時の人になったことがある。

今回の救助についてローリーさんは「救助してくれた人たちは非常にプロフェッショナルで素晴らしかった。彼らは有給の医者や救急隊ではないんだ。ボランティアだなんて本当に信じられないです」と称賛のコメントを送っている。

遭難中にイルカに囲まれていたことに関してはこのように振り返った。

「水の中に黒い尾が見えましたが、それがイルカなのかサメなのか分かりませんでした。海に入る前にググっておけばよかったなと思いましたが、それはただのイルカでした。」

「イルカは人を傷つけることは無いでしょうし、一緒にいることは何の問題もありませんでした。ただ私の周りを泳いでいましたが、どちらかと言えば私のことを助けようとしてくれていたのかもしれませんね。」

また自身の体調については「少し熱が出たのと膝の裏が少し痛みますが、100%大丈夫です。腎臓を治療する必要がありますが深刻なものではありません。長期的なダメージはありませんよ」と問題はないことを明かした。

続けて「正直、みんなが今回のことにパニックになっていることが一番のストレスになっていますよ。私はただ海に飛び込んで、灯台が見えたのでそこに向かって泳いでいただけなんです。こんなにおおごとになるなら、最初からやらなかったよ」と飄々と話しており、救助された際には「(救助の)費用は払わなくて大丈夫だよね?」と冗談を言っていたという。

タフでワイルドなローリーさんのニュースは、地元メディアで再び大きな話題を呼んでおり、「イルカはサメからローリーさんを守っていたのかも」「『キャスト・アウェイ』(映画)みたいな話だ」「これは伝説だ」など驚きの声が続出している。

画像は『Independent.ie 2021年8月25日付「Star of ‘you wouldn't be long getting frostbit’ video revealed to be swimmer saved 4km out at sea」、2021年8月24日付「‘None of us can believe he survived’ - pod of dolphins surrounded swimmer stranded at sea for 12 hours」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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