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【海外発!Breaking News】亡き叔母のため数百頭の羊の群れでハート型を作った男性、その動画が圧巻(豪)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年8月31日 21時50分

【海外発!Breaking News】亡き叔母のため数百頭の羊の群れでハート型を作った男性、その動画が圧巻(豪)<動画あり>

オーストラリアで牧羊業を営む男性が今月24日、SNSに投稿した動画が世界中に感動を届けている。男性は叔母の葬儀に参列できないことが分かり、自身が育てる羊の群れで叔母に哀悼の意を捧げたのだった。心温まるニュースを『7NEWS』などが伝えている。

新型コロナウイルスの感染拡大による州境閉鎖で、豪クイーンズランド州ブリスベンでの叔母の葬儀に参加できないことを知った男性が、ある動画を制作した。

男性はニューサウスウェールズ州ガイラで牧羊業を経営するベン・ジャクソンさん(Ben Jackson)で、広い放牧地に羊の群れを使ってハート型を作り、ドローンで撮影した。

動画では数百頭の羊たちがハート型の下の部分から徐々に上部へと移動していく様子が映し出されており、次第に巨大なハートが形作られていく。バックグラウンドにはベンさんのお気に入りだというサイモン&ガーファンクルの名曲『明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)』が流れており、叔母デブさん(Deb)への温かい愛情をひしひしと感じる。

この動画はデブさんの葬儀で再生されて感動を呼び、葬儀の翌日にはベンさんが自身のInstagramに投稿した。ベンさんが「できあがった動画を初めて見た時は感情的になり涙が溢れて止まらなかった」という作品は、美しい映像と柔らかな歌声が心に染みる傑作で、「本当に美しい」「叔母さんはきっと喜んでいるよ」「なんて素敵なんだろう」「心温まる」「シェアしてくれてありがとう」「涙が止まらない」「まさに圧巻」「心揺さぶられた」といったコメントが多数あがった。

実はベンさんは、これまでにも何度か羊の群れで文字などを作ってSNSに投稿していた。しかしハート型を作るのはなかなか上手くいかなかったようで「動画は3、4回撮り直したよ。まず放牧地に大麦をハート型に並べていくんだ。そうして準備が整った後で、羊を一斉に放すんだよ」と明かしている。



そしてがんで2年ほど闘病していたというデブさんについては、次のように述べた。

「叔母は僕にとって特別な存在でね。信じられないくらい寛大で思いやりのある人だった。農場に来るのも好きでね。僕の羊の群れを使ったアート作品を『自慢に思うわ』とも言っていた。」

「そんな叔母を亡くしてつらかったし、直接さよならを言えなくて心が痛んだ。でもこういう状況なのだから仕方ないと思う。僕が撮影していた時、叔母が雲の間から顔を出して見ていてくれたことを願っているよ。」

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