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【海外発!Breaking News】電車内で生後5週間の子猫を発見 駅員は「自ら乗るには幼すぎる」(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年8月31日 21時0分

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イギリスの電車内で、生後5週間の子猫がたった1匹でいるところを職員が発見した。これほど小さな子猫が電車の行き交う危険な駅に1匹でいては、事故に遭ってもおかしくない。幸いにもケガはなく健康的で、保護した駅がTwitterで子猫の姿を公開すると、あまりの可愛さに里親希望の声が殺到していると『Birmingham Mail』などが伝えている。

今月24日夜、イギリスの鉄道会社「CrossCountry」が運営する電車内で生後5週間の小さな子猫が1匹で取り残されているところを、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムにある「Birmingham New Street」駅の職員が発見した。

すぐに子猫を保護した職員はその晩つきっきりで世話をし、翌日に同州ウォルヴァーハンプトンにある動物病院「St George’s Vets」へ連れて行った。獣医の診察を受けた子猫はオスと判明し、幸いにも健康上の問題はなかった。

誰かが忘れてしまったのか、自力で乗り込んだのかは明らかになっていないが、同駅で駅長を務めるジェス・マクラフリン=キャロルさん(Jess McLoughlin-Carroll)は「子猫がどうやって電車に乗り込んでしまったのか、見当もつきません。体のサイズも小さいですし、自ら乗ってきたとは考えにくいです。特に鉄道という危険な環境において、これほど小さな動物が1匹だけでは長く生き残れないでしょう」と話す。

英語圏では、“猫には九つの命がある”という意味の「a cat has nine lives」という通説が昔から語られている。これは猫が事故や災害に遭っても、どうにかして生き延びることからきているという。

これを踏まえ、ジェスさんは「9つあるうちの1つの命を使うには若すぎますが、幸いにも間に合ったようです。今は必要なケアを受けながら、新しい家を探しています」と明かした。



同駅では迷い猫の可能性も考慮し、公式Twitterアカウントにその姿を公開して飼い主探しを行っている。その投稿には「どうやって電車に乗れたのだろう」「可愛すぎる」「可愛い駅猫になりそうだ」というコメントや「引き取り先がないのなら、ぜひ里親になりたい」「この子は新しい家を探してる?」など引き取り希望の声も殺到した。

新しい飼い主に引き取ってもらうためには、イギリスで猫の保護活動を行う団体「Cats Protection」の正式な手続きが必要となる。現在同駅の職員は同団体と連携を取りながら、子猫の対応をしているという。

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