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【海外発!Breaking News】空気銃の標的にされ両目と片耳を失った犬、愛情を受けて自分らしく生きるように(英)

TechinsightJapan / 2021年9月20日 21時0分

「ベイルートでは子供たちがマギーを縛りつけ、空気銃で練習するためとして利用していたのです。マギーは眼球を取り出されて顎を骨折しており、ある男性が片方の耳を切り落とされたばかりのマギーを見つけレスキュー団体に通報したのです。男性がいなかったら、マギーはもう一方の耳も失っていたでしょう。またマギーは当時妊娠していましたが、赤ちゃんは生き延びることができませんでした。」

ケイシーさんはそんなマギーにできる限りの愛情を注いでケアを続け、マギーは6か月前を最後に夜中にうなされることはなくなった。また攻撃的だったミシカがマギーに心を開くようになり、2頭はベストフレンドになった。こうしてケイシーさんは、マギーを里親としてではなく飼い犬として迎えたのだった。



ケイシーさんは「マギーは虐待されて目が見えなくなったにもかかわらず人が大好きで、セラピー犬として認知症の高齢者をメインに訪ねる仕事をしています。警察署や消防署で心のケアをし、いじめや障がいについて話をするために学校にも出かけます」と語り、こんなエピソードを明かした。

「ケアホームにはマギーが大好きなアンさん(Anne)という高齢者がいるのですが、ロックダウンで1年ぶりに訪問すると、マギーは真っ先にアンさんの部屋に行って挨拶をしたのです。目が見えないのに私を誘導し、その後は他の部屋をまわりました。マギーはそうやってみんなに愛を届けるのです。」

なおケイシーさんは昨年、頭蓋骨に銃弾を受けて鼻がない“ミリー(Millie)”という犬をロシアから保護しており、2年足らずで虐待された犬3頭を引き取っている。



マギーがやってきて3年が経つが、ケイシーさんはこのように述べた。

「3年前には引き取り手が見つからなかったマギーのInstagramのフォロワーは50万人を超えています。マギーのことを聞いて多くの人がインスパイアされ、年をとっていたり障がいがある犬をもっと受け入れてくれたら嬉しく思います。どんな障がいがあってもその犬を尊重し、強い信頼関係を築きあげることが大切なのです。」

現在のマギーの写真を見ると、心が穏やかで幸せであることが伝わってくる。そしてそんなマギーについてケイシーさんはこう語る。

「痛みから解放され、幸せに溢れています。マギーは人を赦し、私たちにたくさんの喜びを与え、助けが必要な時は手を貸してくれるのです。そして何よりも今のマギーは、本当に自分らしく生きているのです!」

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画像は『Maggie the Wonder Dog 2021年8月24日付Instagram「A blonde babe on the beach」、2021年9月14日付Instagram「Just two little snuggle buddies.」、2021年8月27日付Instagram「When you need a hand they offer you a paw.」、2021年3月30日付Instagram「Can you feel it?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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