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【海外発!Breaking News】犬用ベッドを独占する欲深ネコと譲る犬 優しい犬にはつらい過去が(英)

TechinsightJapan / 2021年9月12日 6時0分

【海外発!Breaking News】犬用ベッドを独占する欲深ネコと譲る犬 優しい犬にはつらい過去が(英)

複数のペットを飼っていると、おもちゃやおやつなどを巡ってペット同士のトラブルが起こることがあるだろう。このたびイギリスから、犬用ベッドを独占する欲深ネコとベッドを譲る優しいビーグル犬の話題が届いた。ほっこり温かいニュースを『TeamDogs』『The Mirror』などが伝えている。

英マンチェスター在住のアメリア・カウバーンさん(Amelia Cowburn、30)は、2匹のネコとメスのビーグル犬“ベティ(Betty、9)”を飼っている。

アメリアさんはある日、オスネコの“ブライアン(Brian)”がベティのベッドをいつも独占していることに心を痛め、ネコ用の新しいベッドを購入した。

ところが思うようにはいかないもので、欲深いブライアンは大きくて快適なベティのベッドが気に入った様子で、小さなネコ用ベッドには見向きもしない。それどころか「これは俺のベッドだ」と言わんばかりにベティのベッドに顔をスリスリとこすりつけて頑として動かない。

そんなブライアンを横目で見つつ、ベティはネコ用ベッドに横たわる。ベッドは見るからに小さく、身体を丸めないと収まらないがベティは特に文句を言うわけでもない。

アメリアさんは「ベティは本当に優しいの。ブライアンに『それは私のベッドだからどいてちょうだい』という態度をとることもできるはずなのに、そんなことはしないのよ」と笑い、こう続けた。

「ついてない日には、もう1匹のネコの“シビル(Sybil)”が小さなベッドを占領し、ベティはカーペットの上に寝ているわ。ベティはのんびりしていてね。穏やかな性格なのよ。ただ私たちがカウチに座っているとじっと見ていて、そのスペースが空くと素早く動いて横になるの。我が家では、一度立ってしまったら席を失うのよ。」



実はベティは4年前、5歳の時に犬の保護活動をするチャリティ団体「ドッグ・トラスト」よって保護され、アメリアさんが引き取った。ベティは同団体のマンチェスター支部が保護した10頭のうちの1頭で、実験動物として利用され心と体に深い傷を負っていたという。

アメリアさんはベティについてこのように語っている。

「保護された時は犬らしい生活は全くしていなかったのでしょうね。飼い主が見つからなければ、ベティは安楽死されるところだったの。でもあれから4年、ベティは私たちの犬としてゴージャスに成長したわ。過去にトラウマになるような恐ろしい経験をしたのに、本当に優しくて愛らしいのよ。」

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