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【海外発!Breaking News】前脚先端が上下反転した子犬 前例少ない手術が成功しリハビリに励む(米)

TechinsightJapan / 2021年9月16日 21時0分

手術により意図的に骨折させた部分には、スプリントなど骨折時に固定具として使われる器具が用いられギプスを装着し、骨折が治るまでの保護機能を果たした。シギは経過を診るため6月29日に再び同病院を訪れ、レントゲン検査で骨の状態が確認された。

その結果、シギの骨折は治癒していることが確認されて固定具が外されると、今度はきちんと歩くためのリハビリが始まった。エリックさんはシギのリハビリの様子について「シギは飲みこみが早かったですね。シギのメディカルホスター(自宅でケアしながら治療を手助けする里親)であるロレーヌさん(Lorraine)は、段階的に行われたリハビリをしっかりとこなしてくれました。」

「シギは現在、庭でボールを追いかけるなど、通常の子犬が好きなことをたくさんしていますよ。シギの経過には非常に満足しています」とコメントしている。



シギのリハビリの様子を捉えた動画には、あるべき形に治った前脚を使って、一歩一歩確実に歩くシギの姿があった。まだ慣れていないのか、その歩き方は少々ぎこちないものの、しっかりとした姿勢で歩くことができている。



エリックさんは今回シギを助けることができたのは、マイロのストーリーが世界中に共有されたからだという。過去にマイロの症例を世界に広めてくれた大学の広報・マーケティングチームやマイロの飼い主、そしてこれを伝えるために協力してくれた多くの人々の努力のおかげだと言い、「マイロのニュースが多くの人に喜びを与えてくれたように、シギのニュースにも同じように喜んでくれることを期待したいですね」と話している。

画像は『Oklahoma State University 2021年8月31日付「Milo 2.0: A second case of upside down paws treated at Oklahoma State’s Veterinary College」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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