【海外発！Breaking News】3羽の子ガモを溺愛する犬 大ケガをしながらもワニの襲撃から守る（米）

血まみれになったビューティーの姿を見たミスティさんは恐怖で青ざめながらも、3人の娘と共に急いで近くの動物病院「VetsPets」へ連れて行った。

担当した獣医のゲリー・バーさん（Gerrie Barr）は「ビューティーの容体は不安定で、ショック状態にありました。軟部組織（筋肉や血管など骨格以外の支持組織）に複数の傷があり、脚をケガしていました」とその状況を明かしており、ビューティーは大腿骨を骨折してしまっていた。

ビューティーは2回にわたって手術を受けたことで現在は快方に向かっており、ゲリーさんによると6～8週間ほどで完治するとのことだ。

またビューティーと子ガモたちの話を聞いたゲリーさんは「私は1981年からパナマ・シティ・ビーチで診療を行っており、これまでにたくさんの出来事を目にしてきました。ビューティーと子ガモたちの関係は、異なる種が互いを愛し尊敬しあうという最高のストーリーの1つですね」と話している。



ミスティさんは今回の件を受け、フロリダ州の魚類・野生生物保護委員会「Florida Fish and Wildlife Conservation Commission」に連絡して捕獲を依頼したと言い、同委員会が現在もワニの行方を捜しているという。



今回、残念ながら1羽はお腹を空かせたワニの犠牲になってしまったが、ミスティさんは「ビューティーは忠実で愛情深い犬ですよ」とビューティーの活躍を称えていた。

画像は『Daily Paws　2021年9月24日付「This Hero Labrador Is Recovering After Saving Her Duck Friends From an Alligator Attack: ‘It’s Amazing’」（CREDIT: COURTESY OF MISTI ROBERTS）』『WJHG　2021年9月17日付「Black Lab Beauty Roberts saves her duck pals from an eight foot alligator」』『Panama City News-Herald　2021年9月24日付「A 4-legged hero: This black lab in Florida fights alligator to save beloved ducks」（CONTRIBUTED PHOTO）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　iruy）