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【海外発!Breaking News】50歳に見える16歳少女、2年前から急速に老化も「夢を実現したい」(フィリピン)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年9月29日 21時50分

【海外発!Breaking News】50歳に見える16歳少女、2年前から急速に老化も「夢を実現したい」(フィリピン)<動画あり>

14歳の時から急速に老け始めた16歳の少女が、『Born Different』などのインタビューで2年間で起きた身体の変化やこれまでの心の葛藤を語った。少女の病名はまだ判明していないものの、医師は早老症ではないかと推測しており、しっかりとした治療を受けて夢を実現したいという。

フィリピン、コタバト州アラカン在住のライゼル・カラゴさん(Raizel Calago、16)が自分の身体の変化に気付いたのは、2019年12月のことだった。

ビューティコンテストにも出場し「自分に自信があった」というライゼルさんは、ここ2年間で急速に顔、首、手、腹などに皺が増え、今では36歳の母よりも年上に見られることがある。

ライゼルさんは「最初は肌の赤みや痒みを伴う発疹ができ、触ると痛みがありました。医師には『虫刺されか何かだろう』と言われて薬をもらいましたが、全く効果はありませんでした。そのうち全身に皺ができ、それまでの自分の顔ではなくなってしまったのです」と語り、このように続けた。

「ビューティコンテストに出場した時は『自分は美しい』と感じることができたのに、皺が増えてからは自分の顔が恥ずかしく、よく遊んでいた友達とも疎遠になりました。『いったい自分に何が起きたのだろう』とショックでした。」

パンデミック前から外出時には皺を隠すためのマスクをし、長袖を着用していたというライゼルさん。今では若い子が着るようなタイトな服を避け、大きめの服を選ぶようになった。またずっと立っていると腰の痛みにも苦しむようになり、「まるで50歳くらいに見える」などと言われてふさぎ込んだ。こうして再度医師の診断を仰いだが、未だ正式な病名は分かっていない。

ライゼルさんの母ジョエラさん(Joela、36)は「近所の人が聞くんですよ。『なぜあなたの娘は急速に年を取っていくの?』とね。でも私はその答えが分からないのです」とつらい胸のうちを明かすと、ライゼルさんは涙ながらにこう述べた。

「医師は老化が促進される早老症の1つであるプロジェリア症候群を疑っていました。病気を診断するための検査はすでに済んでいますが、データはアメリカに送られており病名が分かるまでは時間がかかるそうです。」

実はライゼルさんのストーリーは今年6月、フィリピンのテレビ番組でも放送されており、ジャーナリストのジェシカ・ソーホーさんのFacebookには「ライゼルさんは思春期に急速に老化が進んでいることから、乳幼児期に発症するプロジェリア症候群ではなく、ウェルナー症候群ではないか」という声もあがっている。ウェルナー症候群は日本人に多い遺伝病で、以前は40代後半で死亡することが多かったが、最近は寿命が延びているという。根本的な治療法はないものの、対症療法で生活の質は向上するそうだ。

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