【海外発!Breaking News】「家族に出席してほしい」 アメリカとカナダの国境で結婚式を挙げたカップル(米)
TechinsightJapan / 2021年10月5日 14時15分
アメリカ在住のあるカップルが9月24日、アメリカとカナダの国境で結婚式を挙げた。カナダに住む家族にも出席して欲しいと願っていた新婦だが、パンデミックの影響で実現できそうになかった。そこで国境警備隊として働く友人の力を借りて国境で結婚式を行い、家族に見守られながら誓いを立てた。『CNN International』などが伝えている。
米ニューヨーク州カディービル在住のカレン・マホニーさん(Karen Mahoney)とブライアン・レイさん(Brian Ray)の出会いのきっかけは36年前の1985年、カレンさんがブライアンさんにスキーを教わったことだった。
それから別の人とそれぞれ結婚し、カレンさんは子どもを2人授かった。その間も2人は友人としての関係を続けており、10年前にはカレンさんの子どもにブライアンさんがスキーを教えていたという。
そして各々離婚した後に再会を果たし、1年の交際期間を経て今年3月に婚約に至った。すぐにでも結婚式を挙げたいと考えていた2人だが、カナダ人のカレンさんはカナダに住む96歳の祖母に式に出席して欲しいと強く願っていた。
「祖母は私が知っている唯一の祖父母です。人生で一番幸せな日を祖母に見守ってもらうことは私にとって、祖母にとっても非常に大切なことなのです。」
アメリカで挙式を行う予定だったため、カレンさんは両親と祖母に渡米してもらおうと考えていた。しかしパンデミックの影響により不要不急の入国が制限されていたため、カレンさんは毎月そのルールが緩和されないかと待っていた。
米政府は今年8月21日に国境往来に関するルールを緩和すると公表していたが、その日程は9月21日に延期されてしまった。これは陸路での入国を制限するルールであり、空路での入国は可能だった。しかし祖母はワクチンを接種したとはいえ96歳と高齢なので、感染リスクを考えると渡米に踏み切れなかったという。
こうした理由から規制が緩和されるのを待っていたがその気配はなく、ついに痺れを切らしたカレンさんとブライアンさんは結婚式を挙げる決意をした。しかしどうしても家族に出席してもらうことを諦められなかったカレンさんは、挙式の場所をアメリカとカナダの国境にすることで実現させたのだ。
カレンさんとブライアンさんには国境警備隊に勤める友人がおり、婚約を決めた時にブライアンさんがカレンさんの父親と会うために協力してくれたことがあったという。今回もこの友人の力を借りて、国境付近で結婚式を行うことにした。
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