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【海外発!Breaking News】2年前、5歳姉に背中をさすってもらった白血病の4歳男児 6歳で最後の化学療法を受けて通学も(米)

TechinsightJapan / 2021年10月5日 21時50分



しかしそんな心配をよそに、ベケット君は水泳や野球もこなし、それまで治療のために集中できなかった勉強にも本腰を入れて取り組んでおり、ケイトリンさんはこんなエピソードを披露した。

「ある日、ベケットが本を読んでいたのよ。私は『え? 何? 本を読むことができるの?』と思ったわ。それでベケットに単語の綴りを聞いてみると、全て完璧にできるの。今までそんなことができるなんて思いもしなかったから、本当に素晴らしいことなのよ! それにそういったことが本人の自信にもつながっているの。」



そして2年前、トイレの前で苦しむベケット君の背中をさすり「大丈夫だよ」と寄り添っていた姉アーブリーちゃん(7)は、それまでの時間を取り戻すかのように弟と一緒に過ごす時間を楽しんでいるそうで、ケイトリンさんは姉弟の関係についてこう述べている。

「2人は私と一緒に歩いて学校に行って、学校が終わると2人だけで自転車で帰宅するの。それに普通の姉弟がするように、外で一緒に遊んでいるわ。」

「ベケットが治療を受けている時のアーブリーはまるで母親のような存在で、2人の間には私が入り込めないほどの姉弟の強い絆が生まれたの。ベケットが試練を乗り越えることができたのは、アーブリーがいてくれたからこそよ。」

ただ最近、そんな2人の関係に少しだけ変化が見られるという。

ケイトリンさんはこう続ける。

「体調が良くなってきたベケットは、少しずつ独立心が芽生えてきたようなの。アーブリーが今までのように弟を助けようとすると、ベケットは『僕は自分でできるよ』と返すのよ。そんなベケットに慣れていないアーブリーはちょっぴり戸惑いを感じているようだけど、娘自身もやっと習い事を始めることができるようになってね。競争が激しいチアリーディングチームに属して頑張っているわ。」



なお3年半というつらくて長い化学療法を終えたベケット君は、病院のスタッフに見守られながら“治療の終わりを告げる鐘”を鳴らしている。ベケット君はその日、「おめでとう」と書かれた額を手に両親と一緒に写真を撮っており、その表情は実に誇らしそうで輝いているのだった。

画像は『New York Post 2021年10月4日付「Mom shares update on son’s viral cancer battle amid COVID」(Kennedy News and Media)』『The Sun 2021年10月4日付「A SISTER’S LOVE Mum who shared heartbreaking photo of son after chemo reveals he’s all clear」(Credit: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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