【海外発!Breaking News】事故に遭い失語症になった男性、絵の才能が開花し「まるでピカソのよう」(英)
TechinsightJapan / 2021年10月8日 17時45分
事故後から絵を描き続けていたマシューさんは、ロックダウン中にさらに熱を入れるようになり、その才能が開花し始めた。昨年9月にはロンドンのアートギャラリー「Brick Lane Gallery」で開催されたバーチャル展示会で、展示作品の1つとして公開された。
同アートギャラリーのスタッフは「マシューさんの作品を見るたびに、ピカソのことを考えずにはいられません。作品に描かれる形や色、物の一部が、パブロ・ピカソのことを思い出させてくれます」とマシューさんの作品を、ピカソを連想させると絶賛した。
マシューさんは絵を描き始めてから美術書に夢中になり、そのなかでピカソの作品を多く目にしてきた。それでもこれだけの作品を自身のセンスで描き続けるマシューさんは、才能溢れる画家と言えるだろう。
油絵の具やアクリル絵の具などを使って描くというマシューさんは、自身のアパートにもその作品を多く飾っている。絵の完成度については強いこだわりがあり、満足できないとすぐに捨ててしまうこともあるそうだ。
それでも「絵を描くことは、私の感情や考えを伝える手助けとなるのです」とマシューさんは話しており、「家族や私の父も私のことを誇りに思ってくれていて、本当に嬉しいです。私は絵を描いている時、自分の作品が本に載っていることを想像しています。世界に私の作品を見てもらいたいのです」と今後の展望を明かした。
大きな夢を実現させるため、マシューさんはすでに動き出している。脳に障害を持つ人のためのサポート団体「Headway Derby」の協力を得て、ダービーにあるアートギャラリー「Derby Museum and Art Gallery」で今月から始まる自身の作品展に50点を展示するそうだ。
画像は『The Mirror 2021年10月4日付「Man hailed as ‘new Picasso’ discovered incredible talent after traumatic crash」(Image: Derby Telegraph)』『Derby Telegraph 2021年10月3日付「Derby man hailed as ‘new Picasso’ after discovering his talent following traumatic crash」(Image: Derby Telegraph)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
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