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【海外発!Breaking News】州立公園で330万円相当のダイヤモンドを発見 「地中ではなく地面に露出していることが多い」(米)

TechinsightJapan / 2021年10月9日 10時55分

このマイケルさんの提案が功を成した。移動してから約40分後、ノリーンさんは地面の上に落ちていたキレイな小粒を発見した。「キレイに光っていたので拾ってみたんです」と話すノリーンさんは、当時はそれがダイヤモンドとは気がつかなかったそうだ。

その後、同公園の「ダイヤモンド・ディスカバリー・センター(Diamond Discovery Center)」に持ち込んで鑑定してもらった。園長のカレブ・ハウエルさん(Caleb Howell)は「4カラット以上あって、ジェリービーンズくらいの大きさでした。洋ナシ型で、レモネード・イエローのこのダイヤモンドを顕微鏡で見たとき『なんて美しい形と色なんだ!』と思いましたよ」と驚いており、すぐにノリーンさんたちに鑑定結果を知らせた。

結果を聞いたノリーンさんは「本当にダイヤモンドが見つかるなんて思っていませんでしたよ。それもあんなに大きなものをね」と話し、とても興奮したという。



同公園でガイドを務めるウェイモン・コックスさん(Waymon Cox)によると、公園内で見つかるダイヤモンドのほとんどは地面に埋まっているのではなく表面で見つかるそうだ。

「私たちは定期的に捜索エリアを耕すことで土をほぐし、自然な浸食を促しています。ダイヤモンドは大きさのわりに重く、静電気を帯びていないので汚れが付着しないのです。雨が降ると大きめのダイヤモンドが露出し、そこに太陽が出てくると反射して見つけやすくなります。」

ノリーンさんたちがダイヤモンドを探しに来た2日前に雨が降っていたといい、捜索時には太陽も出ていた。幸運にも好条件が重なったことで、ダイヤモンドを発見できたようだ。

詳しい鑑定の結果、ダイヤモンドは4.38カラットと判明し、この1年間で発見されたダイヤモンドの中で最大のものとなった。

宝石店「Purely Diamonds」で働くデイヴィッド・アレンさん(David Allen)は、以下のようにコメントしている。

「この大きさのダイヤモンドを研磨すると、3.00~3.50カラットになります。色の強さにもよりますが、2~3万ドル(約220~330万円)で販売されます。黄色が鮮やかで濃いほど、その価値は高くなります。」

「イエローダイヤモンドは他の色よりも一般的ですが、ホワイトダイヤモンド(透明なダイヤモンドとは別のもの)よりも希少で人気があります。これは素晴らしい発見で、ノリーンさんは本当にラッキーだと思いますね。」

なお同公園で発見された鉱物は発見者の所有物として認められるといい、ノリーンさんは貴重なイエローダイヤモンドを自分のものにすることができたそうだ。

画像は『The Mirror 2021年10月6日付「Tourist finds tiny diamond that’s worth £22k - and is allowed to keep it」(Image: Arkansas State Parks)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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