【海外発!Breaking News】隣家の火事をいち早く察知した聴導犬 寝ていた飼い主を起こして救う(英)
TechinsightJapan / 2021年10月10日 21時0分
盲目の飼い主に寄り添うのが盲導犬であることに対し、耳の不自由な飼い主の生活をサポートするのが聴導犬の役目である。このほど火事をいち早く察知し、飼い主を救ったという聴導犬の活躍がイギリスより届いた。実際に燃えていたのは隣家だったが、早い段階で危険を感知して知らせたことで「素晴らしいヒーロー犬だ」と称賛の声が寄せられている。『The Mirror』などが伝えた。
英ノースヨークシャー州在住のカーステン・カーマイケルさん(Kirsten Carmichael、36)は2016年、メニエール病を発症したことが原因で両耳の聴力を失ってしまった。
それから2年後、音の聞こえない生活に不自由を感じていたカーステンさんは、アメリカン・コッカー・スパニエルとプードルを掛けあわせた犬種であるコッカプーで聴導犬の“ピクル(Pickle)”を迎えて一緒に暮らし始めた。聴導犬は電話や目覚まし時計などの音が鳴るとタッチして知らせてくれる、飼い主の生活をサポートする介助犬だ。
ある晩、ピクルは眠っていたカーステンさんのことをしきりに舐めたり鼻で突いたりして起こした。ピクルのその行為は、何か危険が迫っていることを示す合図だったという。
カーステンさんは「全ての部屋を一つずつ確認してみましたが、心配になるようなことは見当たりませんでした。それでもピクルは私をドアの方へ連れていこうとしていたので覗き穴から外を見てみると、隣の家から煙が出ているのが見えたんです」と当時を振り返る。
「私の家にも煙が入ってきてしまったのでパニック状態になりましたが、ピクルのおかげで冷静になることができました。寝ていたパートナーのマット(Matt)を起こして消防署に通報しました。」
ピクルがカーステンさんを起こしたときは、まだカーステンさんの家に燃え移っていない段階だった。しかしピクルはいち早く隣家の火事を察知し、早めの避難をカーステンさんに促していたのだ。
ピクルのおかげで早めに逃げ出せたものの、家にはすぐに煙が充満したという。もしそのまま寝ていたら、命を落としていた可能性もある状況だった。のちにカーステンさんは、火事が起きた家の住民も無事に逃げ出せたことを明かしている。
その火事からほどなくして結婚したというカーステンさんとマットさんは、結婚式のリングベアラーとしてピクルに結婚指輪を運んでもらったそうだ。
現在のカーステンさんは妊娠中で年内に出産予定とのことだが、ピクルについてこう話している。
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