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【エンタがビタミン♪】五輪開会式ピクトグラム演じたGABEZ「やってよかった」 ゆりやんや未来のエンターテイナーにパントマイム指導も

TechinsightJapan / 2021年10月11日 10時0分

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この夏に開催された「2020東京五輪」の開会式で話題となったピクトグラム。海外でも称賛の声があがっていたが、これを演じたパントマイマーコンビのGABEZ(ガベジ)が10日、未来のエンターテイナーたちに特別講義を行った。熱くパントマイムの極意を教えたGABEZは、ピン芸人のゆりやんレトリィバァにもパントマイムを直接指導。また開会式の反響も明かした。

吉本興業による「よしもとアカデミー」は今年4月、「NSC(吉本総合芸能学院)」に「クリエイティブ」「パフォーミング」「デジタルエンタテインメント」の3つの養成所と「吉本興業高等学院」を加えた5校体制で開校した。そのYPA(よしもとパフォーミングアカデミー)のオープンスクールに、この夏、大バズりしたパントマイマー・GABEZ(MASA・hitoshi)が登場した。これまでに日本だけでなくアジア、ヨーロッパ、オセアニアの世界各国で公演を実施し、2018年に中国での単独公演数が100回を突破。さらに2019年にはニュージーランドで1か月23公演にわたるロングラン公演も成し遂げている。



受講者を前に、MASA(まさ)が「ピクトグラムでポーズを私がやらせていただきまして、相方が“白子くん”となってサポーティングをやらせていただきました」と自己紹介したGABEZ。パントマイム初心者の受講者たちに、2人は「パントマイムとは何か?」といったことから話し出した。パントマイムでよく知られるものに、まるでロープが存在するかのように引っ張ったり、引っ張られたりする「ロープ」があるが、それは単にパントマイムの技術の1つに過ぎないという。これをhitoshi(ひとし)は「リフティングやって『サッカー上手いね』という感覚」とたとえて、「この技術を使って、一番大事なのは自分の心を動かすこと。だからこそ相手にそれがどういうものかを伝えることができる」と訴える。そして「『このロープの先に何があるんだろう』って見ている人に感じさせて初めてパントマイムになる」「気持ちに技術をのせるから卓越したエンターテインメントになる」と熱弁し、続けてMASAも「表現するには、自分の気持ちが大事」「日常から心を動かす思考を作っておいた方がいいと思う」とアドバイスした。



実際に受講者が「ドアを開ける」「目の前に冷たい壁がある」「目の前のガラスの向こうにとても欲しい物がある」などのパントマイムに挑戦したり、GABEZの2人が質問に答えたりしたが、同日にNSCのオープンスクールで特別講義を行ったゆりやんレトリィバァにGABEZがパントマイムをレクチャーすることに。ゆりやんは「ロープ」に挑戦することになったが、MASAが「握る」「離す」「引っ張る」「引っ張られる」とポイントを教えて実演すると、「わぁ~!」とゆりやんも大興奮。続いてゆりやんがパントマイムにトライするとMASAが「上手!」「本当に上手!」と声をかけ、hitoshiも「全然形になっている。びっくりした」と感心し、ゆりやんも「コントに使えます」と喜んでいた。



東京五輪の開会式の反響については「ツイッターのフォロワーが1万人いきました。そこからまた減ったんですけど…」とMASA。周りから「すごかったです」「面白かったです」「感動しました」と言葉をかけられて、「やってよかった」としみじみ語った。さらに「コンビでやったので達成感を2人で味わえて本当に良かったです」と感謝した。今回約1時間の講義を終えて「人に教えるというのは、自分に再確認したり、自分も成長するような気がするのでまたやりたい」とまだまだ芸磨きに貪欲なMASA。多くの人が見た五輪のピクトグラムを演じて「1個名刺ができた」とも語っていたが、今後“名刺”は増えていきそうだ。



(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

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