【海外発!Breaking News】家の中にスポンジを置くことをやめた女性「どうしても食べたい衝動に駆られてしまう」(英)
TechinsightJapan / 2021年10月14日 21時2分
土やチョーク、髪の毛などの栄養価のないものを無性に食べたくなる“異食症”を抱える人のニュースはこれまでも何度か報じられている。イギリス在住のある女性は、30年前からスポンジを食べることがやめられない。以前より症状は改善しつつあるが、この習慣を完全に断つため家の中にスポンジを置くことをやめたという。『Metro』『The Mirror』などが伝えている。
英ウェールズのクリクキエスに住むクレア・ルイーズ・オーウェンさん(Claire Louise Owen、44)は、栄養価のない食べ物を欲しがるという異食症「ピカ(pica)」に頭を悩ませている。それは14歳の時、スポンジを噛み始めたことがきっかけだった。
この欲求を抑えるために、クレアさんと夫グウィリムさん(Gwilym、44)は家の中にスポンジを置くことをやめたという。
クレアさんは自身の症状についてこのように明かした。
「14歳の時、初めて生理が来た頃からはじまって。薬局で働いていた時は、食べるためにスポンジを買いたいと思っていたほどです。このことは誰にも言えず、ずっと秘密にしていました。医師に相談したこともないのではっきりと『異食症』と診断されたことはありませんが、一番ひどい時は部屋の引き出しにしまってあるスポンジを一日中かじっていました。」
「スポンジが裂けるあの感覚が好きで、口で裂いて噛んで飲み込む時の食感がたまりません。チョコレートやポテトチップスを食べた後にスポンジを食べると、味が長持ちするんですよ。安いスポンジほど良くて、穴の小さいものが好きです。スポンジの質感によっては裂けないものもありますからね。一日に2~3口食べるとスポンジひとつで1週間くらいは持ちます。10代の頃はソファーのスポンジのかけらをつまんで食べてたりもしていました。」
クレアさんのこの欲求は生理中や疲れ、ストレスが溜まるほどひどくなり、とりわけ息子のウィリアム君(William、11)とサム君(Sam、10)を妊娠していた時は我慢できないほどだったそうだ。
とはいうものの、それが体に良くないことを知っているクレアさんは、新しいスポンジを買わないように努力していたという。
現在のクレアさんは、コーチングビジネス「The Soberholic」を運営し「禁酒生活のメリットを共有すること」を使命としている。そして異食症がなぜ自分の身に起こっているのかを理解するため、何年もの時間を費やした。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
飼い犬が「人の食べ物」欲しがる…もし与えたらどうなるの? リスクを動物看護師に聞く
オトナンサー / 2024年9月7日 20時10分
-
【漫画】ひどい「生理痛」に悩まされてきた女性 婦人科に行くと“ピル”処方され…「参考にします」<作者インタビュー>
オトナンサー / 2024年9月6日 6時10分
-
ロキソニン(R)️×品川女子学院「みんなの生理痛プロジェクト for TEEN」中高生保護者に向けて生理痛に関するセミナー・ワークショップを開催
PR TIMES / 2024年8月30日 16時45分
-
「50歳を過ぎたら生きるのが楽になった」理由は「鈍感力」。漫画家の影木栄貴さん(後編)【インタビュー】
OTONA SALONE / 2024年8月26日 6時34分
-
かわいくても、触るのは危険! 野生動物から感染する怖い病気【大学教授が解説】
オールアバウト / 2024年8月16日 20時45分
ランキング
-
1トランプ氏、移民強制送還を表明 オハイオの「ペット食べる」町から
ロイター / 2024年9月14日 6時56分
-
2ロシア軍に動員されたインド人45人が除隊 だまされてウクライナ前線に派遣 いまだ50人が残留
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月13日 23時32分
-
3農業相を解任=李前国防相も代表罷免―中国
時事通信 / 2024年9月13日 21時6分
-
4リラックスが一転、マッサージチェアで惨事…韓国・女性の髪、巻き込まれて大けが
KOREA WAVE / 2024年9月14日 7時0分
-
5ロシア、越境攻撃への反撃本格化 ゼレンスキー氏は「想定の範囲」
共同通信 / 2024年9月13日 22時17分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください