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【海外発!Breaking News】日焼けマシンを長年使い続けた女性が皮膚がんに「夫が命を救ってくれた」(スコットランド)

TechinsightJapan / 2021年10月18日 21時50分

それから1週間後、エマさんは家族とともに病院へ向かった。そして詳しい検査の結果、皮膚がんの一種「メラノーマ」でステージ1Aの状態であることが明らかになった。

結果を聞いたエマさんは、娘インディア=ローズちゃん(India-Rose、9)を母親のいない子にしてしまうのではないかと不安になり、自分が日焼けのことばかり考えていたことを後悔し、深く反省したという。

「医者に『メラノーマ、がんですね』と言われた時、母や夫もショックを受けていました。私はぼう然としてしまって、その時の会話はあまり覚えていません。ただ『がん』という言葉だけが耳に入ってきて、娘のことが心配になりました。この子はお母さんがいない子になる…私はなんてことをしたのだろうと思いました。何の対策もせずに日光浴をしたり、日焼けマシンを使ったことへの罪悪感や自分の身勝手さを感じました。」

そしてエマさんは、ホクロの周りのがん組織を取り除く手術を受けた。現在では怪しいホクロがないか毎日体をチェックし、一年に1回は再発していないことを確認するための検査を受けているそうだ。

またエマさんはメラノーマ患者のためのオンラインサポートグループを立ち上げ、現在130人のメンバーが参加しているという。



今では日焼けに対する考え方が大きく変わったというエマさんは、こう語っている。

「私が怖いと思ったのは、もし医者から『問題ない、がんではない』と診断されていたら、あのまま日焼けをし続けていたということです。自分の体の中で何が起こっているのか分からないし、紫外線を浴びれば浴びるほどがんになるリスクは高くなるのです。みんな自分ががんになるとは思っていません。人々はそれを大したことだとは思わず『ほくろができたら取り除けばいいや』と考えています。」

「夫は私の命を救ってくれました。もし彼がいなかったら、私は今でも診察を受けていなかったでしょう。娘を産んだこと、がんと診断されたことで自分自身を大切にすること、そして何が美しいかということについての考え方が大きく変わりました。日焼けしているのは美しくありません。私は二度と日焼けはしません。」

画像は『The Mirror 2021年10月14日付「‘Sunbed addict’ who competed with pals for darkest tan says husband saved her life」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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