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【海外発!Breaking News】犬に噛まれた傷で弟を亡くした女性、夫も噛まれ両脚切断へ(英)

TechinsightJapan / 2021年10月22日 6時0分

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英エセックス州コルチェスター在住のポーリーン・デイさん(Pauline Day、62)が『MyLondon』『WalesOnline』などのインタビューに応じ、「オンラインで購入した1頭の犬によって家族の人生が滅茶苦茶にされた」と訴えた。犬に噛まれた小さな傷によりポーリーンさんの弟バリー・ハリスさん(Barry Harris、46)は3日後に死亡、夫マークさん(Mark、61)は両脚切断を迫られているという。

ポーリーン・デイさんの悪夢の始まりは今年5月、弟のバリーさんがオスの秋田犬“テッド(Ted)”を購入したことだった。その春につらい別れを経験したバリーさんは少しでも慰めになればとFacebookで犬を探し、ロンドンに住むアパートでテッドを引き取った。

ところがそれから6週間も経たない7月7日のこと、バリーさんはテッドを散歩中に腕を噛まれ、患部が酷く腫れ上がった。その後、冷や汗、頭痛などに襲われたバリーさんは体調が急激に悪化、噛まれてから3日後に自宅で心停止を起こして死亡した。

悲劇はさらに続いた。バリーさんの葬儀が行われた8月18日、今度はポーリーンさんの夫マークさん(Mark、61)が朝の散歩中にテッドに噛まれ、その2日後には身体が紫色に変色、3日目には39度の熱が出た。マークさんは当初、二日酔いだと思ったというが、ポーリーンさんは「弟が経験したことが夫にも起きている」と直感しマークさんを連れて病院へと急いだ。

マークさんは当時のことを「両脚がまるで氷の塊のようになり、両手と両脚に寒気が走った」と表現しており、その後は多臓器不全に陥り、心停止を起こした。幸いなことに命は取り留めたが、医師に「犬に噛まれた傷から細菌が侵入し敗血症を起こしたのは間違いない」と告げられて愕然とした。

マークさんはテッドに噛まれてから2か月経った今も入院中で、壊死してしまった左手指5本と右手指2本を切断している。さらに今月末には、真っ黒に変色した両脚の切断手術が予定されている。

弟を亡くしただけでなく、夫までも命の危機に晒されたポーリーンさんは、テッドについて次のように語った。

「弟も夫もテッドに襲われたわけではなく、噛まれたといっても皮膚表面に傷がついたくらいでした。テッドは穏やかな犬でしたが、幼い頃に虐待を受けたのか食べ物を前にするととても攻撃的になりました。バリーが噛まれたのも、テッドがくわえていた犬用の骨を口から取ろうとしたためです。」

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