【海外発!Breaking News】コンビニ強盗を客の元海兵隊員が一瞬で捕獲 「無駄な行動を取らないと教わった」(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2021年10月26日 16時50分
今月20日、アメリカで銃を持った男がコンビニへ強盗に入る事件が発生した。しかし当時、現場に居合わせた元アメリカ海兵隊員があっという間に犯人を捕獲した。元海兵隊員とはいえ冷静かつ迅速な対応に、多くの人から「本物のヒーロー」といった声があがっている。『ABC15 Arizona』などが伝えた。
事件は今月20日午前4時26分、米アリゾナ州ユマのガソリンスタンド「Chevron」内のコンビニで発生した。当時の様子を映した防犯カメラには、出勤前に買い物をしていたジェームズ・キルサーさん(James Kilcer、32)が映っている。
レジカウンターの前で店員と何かを話している様子のジェームズさんは、後ろにあるドアが開くと同時にその場を去ろうと振り返った。するとそこには2人の男がいて、1人が店員に向けて所持していた銃を構えた。
この男らは強盗のためにこの店を訪れ、もう1人は現金や商品を入れるためのバッグを持っているのが確認できる。突然のことにジェームズさんはその場に立ち尽くしており、さぞかし驚いたに違いない。ところがその数秒後、ジェームズさんは左手で犯人が構えていた銃を弾き飛ばし、犯人に掴みかかったのだ。
バッグを抱えた男は銃を持っていなかったようで、ジェームズさんの予想外の反撃に驚き、転びながら店の外へ逃げていった。映像はここで終わっているが、その後ジェームズさんは銃を持っていた男を床に押さえつけたという。
冷静かつ迅速なジェームズさんの対応にはただ驚くばかりだが、実はジェームズさんは元海兵隊員で、落ち着いて状況を判断して素早く必要な対応を取ることができたのだ。
ジェームズさんはいとも簡単に銃を弾き飛ばしたが、思いつきだけでできるような行動ではない。過去に海兵隊員としてアフガニスタンへの派遣など厳しいトレーニングと経験を積んできたからこそ、完璧な行動を取ることができたのだろう。
現在のジェームズさんは米国防総省に勤めており、職場での銃の所持は禁止されている。そのため事件当時は銃を所持していなかったが、「もし銃を持っていたら違う結末を迎えていたかもしれない」と話している。
「当時店を出ようとしていた時に後ろで乱暴にドアが開く音がして、その時に危険な予感がしたんです。それから銃を見た時は、銃身がやけに小さいなと思いましたね。」
その後の行動は本能に従ったと話すジェームズさんは「この状況に対処しなければならず、その方法は1つしかありませんでした。狙いを定めて動き出そうとした時に、犯人も私の手の届く位置にまで踏み出してきました」と当時を振り返る。
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