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【海外発!Breaking News】52メートルの崖から滑落した犬、ほぼ無傷で生還「奇跡としか言いようがない」(米)

TechinsightJapan / 2021年10月29日 17時21分

【海外発!Breaking News】52メートルの崖から滑落した犬、ほぼ無傷で生還「奇跡としか言いようがない」(米)

今月24日、飼い主とハイキングを楽しんでいた飼い犬がトカゲを追いかけて崖から滑落する事故が発生した。崖の高さは52メートルもあり生存は絶望的と思われていたが、元気な様子で歩き回る犬の姿を救助隊が発見した。高所からの滑落にもかかわらずほとんど無傷だった犬に、救助隊は「奇跡としか言いようがない」とコメントしている。『New York Post』などが伝えた。

米ケンタッキー州シェルビービル在住のタイラー・スティンソンさん(Tyler Stinson)は、愛犬でピットブルとボクサーのミックス犬である“タイソン(Tyson)”とハイキングに出かけていた。

タイラーさんはこの日、同州東部にある「レッド・リバー・ゴージ(Red River Gorge)」という森林エリアにある「Daniel Boone National Forest」を散策していた。タイラーさんは「タイソンは私の親友であり、ハイキング仲間でもあります。どこへでも一緒に行きますよ」と明かしており、今回もいつも通りの楽しいハイキングだったのだが、一転して悪夢の一日となってしまった。リードを外していたタイソンがトカゲを見つけて崖のそばまで追いかけて行った際に、足を滑らせて転落してしまったのだ。

「タイソンはトカゲを逃してしまった後、後ろに体を回転させるようにして2回転んでしまい、そのまま崖の端から転がり落ちてしまいました。」

大切な親友が170フィート(約52メートル)の高さから落下する姿を見てしまったタイラーさんは、ショックを受けながらもすぐに緊急電話番号911に連絡して助けを求めた。

救助隊が来るまで自らタイソンを探し、途中で出会った他のハイカーも手伝ってくれたという。そしてウォルフ郡捜索救助チーム(Wolfe County Search & Rescue Team)も到着し、大勢でタイソンの捜索が行われた。

このエリアに詳しいというウォルフ郡捜索救助チームの隊長を務めるジョン・メイさん(John May)は「私たちはタイソンの亡骸を見つけて、飼い主のもとへ返したいと思い捜索活動を行っていました」と当時を振り返っており、タイソンが生存している可能性は低く絶望的だと考えていたという。

しかし捜索中にすれ違ったハイカーに尋ねると、「リードをしていない犬を見たよ」と言って撮影していた写真を見せてくれた。まさかと思いつつタイラーさんに連絡を取って写真を見てもらうと、その犬がタイソンであることが判明した。生きているとは思わず驚きを隠せなかった救助チームだが、探し続けるとすぐにタイソンを発見することができた。

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