【海外発！Breaking News】ハロウィン前夜「いたずらナイト」をパトロールの警察官、パトカーに残されたメモに心が和む（英）

今年のハロウィンは昨年とは違い、多くの人出で街が賑わったようだ。イギリスでもハロウィンの週末は多くの人で賑わい、警察官がパトロールで大忙しだったという。そんな中である警察官がパトカーに残されていた市民からのメモを見て心が温まることとなった。『The Mirror』『Liverpool Echo』などが伝えている。

イギリスではハロウィン当日だけではなく、前夜も「いたずらナイト」という風習によりパーティーや花火を打ち上げるといった羽目をはずす若者で街が賑わったようだ。卵を投げつけたり、公共の建物を破壊するといった行き過ぎた行為を取り締まるために警察官が総出で街をパトロールしていた。

そしてオームスカークの街でも10月30日の夜は地元の警察官が忙しい夜を送っていたが、徒歩でパトロールした警察官が人々の安全を確認するとパトカーに戻った。すると運転席側の窓に1枚のメモが貼られていることに気づいたという。

嫌がらせのメモだった場合、その警察官にとって最悪な夜になるところだった。ところがメモにはこう書かれていた。

「私は●●に住んでいますが、あなた方の存在がどれだけありがたいか、言葉にできないほどすごく感謝しています。」

パトロールで疲れ切っていたであろう警察官もこれには心が打たれたようだ。のちにオームスカーク・アンド・ウェストランカシャー地方警察（Ormskirk and Rural West Lancs Police）がこの心温まるメモについてFacebookに投稿したが、このように綴られていた。

「我々の同僚である特別警察隊と騎馬警察隊が、ある住民から素敵な感謝の言葉を送られました。ありがたいことに多くの人が責任ある行動によってハロウィンの週末を楽しんでいました。」

当日は、夜の遅い時間に街の中心部で数人のグループの行き過ぎた行動について注意する必要があったようだが、彼らは注意を受けた後、自宅に帰っていったとのことだ。

また同警察署のFacebookの別の投稿では「親御さんに訴えたいのですが、皆さんのお子さんが今夜どこにいるか知っていますか？　安全を確保し責任を持ってハロウィンを楽しんでください」と注意を促していた。

画像は『Ormskirk and Rural West Lancs Police　2021年10月30日付Facebook「A couple of our Special Constabulary colleagues saying hello to our mounted Officers and a lovely note of thanks from one of our residents.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　MasumiMaher）