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【海外発!Breaking News】ハロウィンの装飾用コンタクトレンズで失明しかけた女性「レンズと一緒に角膜が剥がれた」(米)

TechinsightJapan / 2021年11月6日 4時0分

「あれ以来、目の中心が常に乾燥していて敏感になっているので、サングラスをかけずに太陽の下に出ることはできません。もともと右目の視力が左目に比べて弱かったのですが、今はさらに悪くなっています。目の前にあるメモ帳を右目で見ても文字が見えないのです。」

「コスチュームコンタクトを試してみようかなと思って注文してみたものの、ウェブサイトにはメーカーの情報や使用している人のレビューや写真がなかったので嫌な予感がしました。それでも人気のあるオンラインサイトだったので大丈夫だろうと思ったのです。コスチュームコンタクトを使っている人はたくさんいるので、正直こんなことが起こるとは思いませんでした。」

この経験からジョーディンさんは「デビットカードを使ってオンラインで何かを注文することは、若者たちにとってどれだけ簡単なことかと思うと怖いです。コスチュームコンタクトを装着する時には事前にしっかり調査をすることが大切です」と呼びかけた。

これに対しファッションブランド「ドールズ・キル」の広報担当者は、このレンズの製造者ではないとしながらも「私たちはお客様の健康と安全を非常に重視しており、取り扱う製品やメーカーを慎重に精査しています」と話している。



またレンズメーカー「カムデン・パッセージ(Camden Passage)」社の広報担当者は、次のように述べた。

「装飾用、視力矯正用にかかわらず、すべてのコンタクトレンズは規制対象の医療機器です。怪我をしないためには使用説明書にしっかりと従う必要があります。今回のケースでは、お客様は付属の使用説明書を読まれていませんでした。臨床研究によると避妊薬、アルコール、アレルギー薬などドライアイの原因となるものは、コンタクトレンズの装着を不快にし有害事象の可能性を高めます。当社のコンタクトレンズは視力矯正用のコンタクトレンズと同じ基準で製造されており、コンタクトレンズの製造において世界的に最高レベルの認証である『MDSAP』と『ISO13485』の認証を受けています。また年に一度の監査で使用実績調査が行われており、コンタクトレンズ事業を始めてから11年間は有害事象が発生したことはありません。」

画像は『The Daily Star 2021年10月30日付「Make-up artist suffers Halloween horror after contact lens rips off layer of her eyeball」(Image: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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