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【海外発!Breaking News】「紐の先に丸い玉」“けん玉”のような尻尾を持って生まれた赤ちゃん(ブラジル)

TechinsightJapan / 2021年11月8日 4時0分

【海外発!Breaking News】「紐の先に丸い玉」“けん玉”のような尻尾を持って生まれた赤ちゃん(ブラジル)

これまでにも世界には奇形を持って誕生した赤ちゃんの症例がいくつか報告されているが、ブラジルで臀部に“尻尾”を持った赤ちゃんが生まれ、その除去手術が行われた。この症例は医学雑誌に報告され、掲載された写真には紐状の突起物の先にボールのような球体の“尻尾”が捉えられており、まるで紐の先に丸い玉のついたけん玉のような形をしていた。『New York Post』などが伝えている。

今年3月、小児外科を中心とした医学情報雑誌『Journal of Pediatric Surgery Case Reports』に掲載された症例が多くの関心を集めている。臀部に“尻尾”を持った新生児について報告しているが、その“尻尾”がとても珍しい形だったことから今月に入ってメディアに取り上げられ、注目を集めているようだ。

患者はブラジルで誕生したばかりの男の子で、“尻尾”の写真が6枚ほど掲載されていた。その写真によると、臀部から12センチほどの紐状の突起物が伸びた先に直径約4センチほどの皮膚で覆われた丸いボールのようなものが確認できる。

この新生児は母親が妊娠35週目に早産で産まれたが、“尻尾”がある以外は合併症などもなく健康には問題はなかったという。しかし神経学的後遺症のリスクを軽減するためにも除去することが望ましいと判断されたようだ。

“尻尾”を持って誕生した新生児は胎児の時に何らかの原因で背骨の一部が突き出てしまい、軟骨や骨を含んだ“尻尾”に似た突起物であることが多い。しかし今回の症例にある“尻尾”は骨がなく、そのほとんどが脂質と筋肉、血管、神経などの細胞組織で成り立っており、非常に珍しいケースとのことだ。またこの症例はこれまでに40件ほどしか報告されていないという。

このような奇形を持って生まれる原因ははっきりしていないものの、この新生児の母親は妊娠中にアルコールや違法な薬物を摂取することはなかったが、喫煙だけは続けていたようだ。また母親は妊娠初期に尿路感染症を発症しており、抗菌薬である第一世代セファロスポリンの治療を受けた経緯があるそうだ。

しかし血圧や血糖値などに異常は見られず、B型・C型肝炎、HIV、梅毒などの血清検査の結果も陰性だったとのこと。症例報告にはどのように新生児から“尻尾”を除去したのか詳細は明らかにされていないが、手術後の写真を見る限りでは小さな傷跡が残る程度で済んだようだ。

画像2、3枚目は『New York Post 2021年11月5日付「Baby born with rare tail gets his ‘ball and chain’ removed」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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