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【海外発!Breaking News】大好きな公園に向かうことを知った盲目の犬、その表情を捉えた動画が大反響(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2021年11月7日 21時0分

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米テキサス州に住む女性が先月11日、TikTokに愛犬の動画を投稿したところ、約1か月弱で再生回数が680万回を超えた。カメラが捉えたのは盲目の犬が大好きなドッグパークに向かう様子を捉えたもので、人々はそのハッピーな表情に注目した。『The Mirror』などが伝えている。

幸せいっぱいの動画の主人公はグレート・ピレニーズのメス“キダ(Kida、3)”で、2歳の誕生日直後に失明したという。

動画は飼い主の車の後部座席に乗ったキダが、開いた窓から少しだけ顔を出した様子を捉えたもので「目が見えなくなる前は、キダをよくドッグパークに連れて行ったの」と言葉が添えられている。

そして「私の盲目の犬は、地球上で一番大好きな場所に行くことを分かっているのよ」と説明しており、キダはドッグパークに向かっていることを肌で感じていることを示唆。車の窓から吹きこんでくる風を楽しんでいるだけでなく、嬉しくて微笑んでいるように見えるのだった。

実はキダは約1年前、突然目が充血して腫れ上がり、飼い主が慌てて連れて行った緊急治療室で結膜炎と診断された。しかし「もっと酷い病気なのでは?」と翌日訪ねた眼科で網膜剥離を起こしていることが判明し、その後も根気よく治療を続けたものの視力を失った。

キダは目の中のぶどう膜(脈絡虹彩、毛様体、脈絡膜)が炎症を起こす自己免疫疾患「ぶどう膜皮膚症候群」を患っており、最終的には両目の眼球を摘出した。ぶどう膜皮膚症候群は皮膚の色素が抜けることでも知られているが、キダの被毛は白色のため分からなかったという。

飼い主は全盲の犬のFacebookグループに参加してアドバイスを受けており、「キダはかけがえのない存在なの!」と語るとこう続けた。

「眼球を摘出したキダは、目が見えなくなったことで落ち込んでしまうのでは心配していましたが、痛みから解放されて随分リラックスした様子でした。獣医から『犬で一番大切なのは嗅覚だ』と聞き、本当にそうだと納得しています。」

「キダは目こそ見えませんが、普通の犬と同じように元気に生き生きと過ごしています。庭を散策し、お散歩が大好きなとてもハッピーな犬なのです。特に多くの犬が訪れるゴーフォース・パークはキダのお気に入りの場所なのですよ。」



なおこの動画には、「犬って匂いや、周りの音で何でも分かるのよね。大好きな公園にできるだけ連れて行ってあげて!」「見えている? と思ってしまうような振舞いだよね」「笑っているのが分かる。本当に嬉しそう」「尻尾も振っているよ!」「ああ、涙が止まらない」「目が見えなくても喜びを見つけているって素晴らしいと思う。私たちも学ぶべきことがあるね」「キュート!」「私まで幸せな気持ちになってきた」といったコメントがあがっており、多くの人をほっこりさせているようだ。

ちなみに2019年にも、両目の眼球を摘出した犬のニュースをお届けした。視力を失った5歳のゴールデン・レトリバーは、1歳下の妹犬がガイドとなり第2の人生を歩みだしたという。

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画像は『Kida the Pyr 2021年10月11日付TikTok「We used to take her to the dog park all the time before she went blind」、2021年10月12日付TikTok「Quick explanation on Kida’s eyes!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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