【エンタがビタミン♪】ナイツ塙、『M-1』3回戦で豪快にスベったEverybodyの「FACE」漫才にハマり「7回ぐらい連続で見ちゃった」

年末の決勝に向けて、準々決勝に進む127組までが確定した『M-1グランプリ』。選考が進むにつれてハライチやEXIT、阿佐ヶ谷姉妹など認知度の高いコンビの名前が目立つようになってきたが、リズムネタ「クリティカルヒット」で人気上昇中のEverybodyは残念ながら3回戦通過とはならなかった。実は彼ら、これまでのリズムネタを封印しもともと本腰を入れていた「FACE」漫才を披露した。会場では驚くほど不発だったようだが、以前からこの面白さを知っているナイツの塙宣之はすっかりハマってしまったという。

先月28日に放送された『ナイツ ザ・ラジオショー』（ニッポン放送）にゲスト出演した際、お馴染みの「クリティカルヒット」を封印し“顔の面白さ”だけで決勝に行きたいと意気込んでいたEverybody。リズムネタがTikTokなどのSNSでバズり知名度を上げた2人であったが、もともとは顔と動きを合わせた顔芸ならぬ「FACE」を取り入れた漫才がネタの中心であり、どうしてもこれで認められたいという思いがあったようだ。

そんな彼らが出場した3回戦の動画を見たという塙宣之は、9日に放送された同番組で「もうさ、7回ぐらい連続で見ちゃったのよ」と語りスタジオを驚かせた。というのも終始ハイテンションで芸を繰り出す2人とは対照的に、会場が恐ろしいくらい静まり返っていたというのだ。

昨年決勝の審査員を経験した塙が、「ここ何年で見たことないスベり方してて」と語るほどの“大事故”を起こしていたというEverybody。彼らのネタの面白さは知っていた塙だったが、今回は「クリティカルヒット」を期待していた観客や予選独特の空気と、それに反する2人の押し芸がどうも噛み合わなかったようだ。ツッコミのタクトOK!!が繰り出す「ハッピーでーす！」に続く静寂が「最高に面白い」と語った塙、「昨日の夜4回見て、今日の朝3回見た」とすっかりハマってしまったことを明かすと、相方の土屋伸之から「もうスベったことに気に入ってんじゃん、その言い方は」と冷静に指摘されていた。



塙は「顔芸でさ、全力でやってスベるってさ、一番きつい」「だって『アイーン！』ってやってシーンとしてるのと一緒だからね」と説明しながらも、完全に心が折れながらも最後まで全力投球した2人に「俺だったら何だよこれって言っちゃう」「やりきったね」と労う。予選ではネタを置きにいく芸人もいたことを明かし、「フルスイングをやったやつを評価してほしい」と審査員へ希望を伝える一幕もあった。最終的には「受かる要素1％もなかった」と酷評していたが、塙が終始「ぜひ見て欲しい」と訴え続けていたEverybodyの「FACE」漫才、リズムネタだけが注目されることに悩んでいると明かしていた2人が新ジャンルを確立することはできるだろうか。

画像2、3枚目は『ザ・ベストワン【公式】次回は11/12！　2021年10月29日付Twitter「始まりました！」』『ザ・ラジオショー（ニッポン放送・平日13時～）　2021年11月9日付Twitter「始まりました!!　＃ナイツラジオショー」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　根岸奈央）