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【海外発!Breaking News】「サメに噛みちぎられたよう」10歳少年に襲いかかった犬 いまだリード無しで街中を散歩(英)

TechinsightJapan / 2021年11月12日 16時15分

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凶暴な犬が子供を襲う事故があとを絶たない。このほどイギリスに住む10歳の少年がスタッフォードシャー・ブル・テリアに脚を噛まれ、皮膚移植手術が必要なほどの大怪我をした。ラグビーに夢中だった少年は現在、歩くこともままならず車椅子での生活を余儀なくされている。『The Daily Star』『Doncaster Free Press』などが伝えた。

英サウス・ヨークシャー州ドンカスターに暮らすジョン・ヘンリー・ダンダス君(John Henry Dundas、10)は10月6日、友人の家に遊びに行ったところ、スタッフォードシャー・ブル・テリアに襲われて脚を噛まれ、ふくらはぎに深い裂傷が残った。

現在は自宅で療養中のジョン君だが、歩くことも困難なため車椅子での生活を送っている。

ジョン君の母親ナターシャさん(Natasha、32)によると、その犬はジョン君に噛みついたあと一旦離れたが、再び噛みついた時には歯がふくらはぎに食い込むほど強く噛んで離すことはなかったそうだ。

犬の飼い主はジョン君が大怪我をしたにもかかわらず救急車を呼ぶことをせず、ナターシャさんが迎えに来るまで40分ほど玄関先で待たせていたという。

ナターシャさんは事故が起きた日のことをこう振り返った。

「犬に噛まれたと聞いた時、ちょっと噛まれたくらいだと思っていましたが予想外でした。最初は怪我の程度がわからなくてジョンに『起きて車に乗って』と言ったんです。でも傷を見て愕然としました。まるでサメに噛まれたかのようでしたから。慌てて病院に連れて行きました。」

その後、ジョン君はドンカスター王立病院(Doncaster Royal Infirmary)からシェフィールド小児病院(Sheffield Children’s Hospital)に転院し、何度も皮膚移植の手術を受けることになった。さらに今後も成長にあわせて幾度もの手術が必要になるという。

ナターシャさんは現在のジョン君の様子をこのように語っている。

「自宅で療養中の息子は車椅子で生活しています。また痛みを和らげるためにモルヒネを服用しています。元通り動けるようになるのはいつになるか分かりませんが、ラグビーに夢中なジョンはシーズンを逃してしまうことにショックを受けています。学校に行けるようになるのは来年になるでしょう。回復するまでに数か月はかかるそうですから。」

「犬に強く噛まれたふくらはぎには深い傷が残り、それを修復するためにこの先何度も手術を受けなければなりません。本当に恐ろしいです。息子は恐怖で眠ることができず、悪夢を見続けて泣いています。」

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